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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

UNIX/Solaris関連

【UNIX】パーミッション別コマンド実行結果まとめ

Unix系OS パーミッションとそのときの各種コマンドの実行結果まとめ。 きっかけは、自分所有のディレクトリだとしても、実行権(x)がないとその配下に移動(cd;Change Directory)できないことを今更知ったことに起因する。 すげー今更なんだけど、実行…

【UNIX】shファイル内で使う共通処理の関数化コーディングについて

何度も同じような処理を実行するような場合は、 それらの処理を共通関数化してまとめておいたほうがいい。 「関数化」の記述は以下の赤太字部分の通り。 #!/bin/sh test_function "TEST1" ←① test_function() { echo "Argument is $1" } test_function "TEST…

【Solaris】pargsコマンド

Solarisには「pargs」というコマンドがある。 PIDを引数に渡すとそのプロセスの実行オプションを一覧形式でずらーっと並べて表示してくれるコマンドである。 長ったらしいコマンド(特にJava)の場合、psコマンドでもなんとなく実行時オプションは調べられる…

【UNIX】teeコマンド

標準出力の内容を同時にファイルにも書きだすコマンドとして「tee」ってのがある。 標準出力+ログファイルに同じ情報を挙げたいという場合に便利。 例えば log_file=./test.log log_date="`date +%Y/%m/%d' '%H:%M:%S`" echo "${log_date} test start" ←① e…

【UNIX】変数文字列を扱う時のシングルクォーテーション有無について

正直個人的にあんまり区別つけずに使っていたがなんとなくわかってきたので備忘的にメモ UNIXで適当な環境変数「var」を用意してそいつを使う場合、 var="aaa" echo $var ←① echo '$var' ←② としたとき、①と②は結果が違う。 $ aaa ←① $ $var ←② ってなる。 …

【UNIX】fuserコマンドメモ

fuserコマンドのメモ fuserコマンドは「ファイルに対して何らかの操作をしているプロセスを表示」するコマンド。 使い方はいたって単純で fuser [ファイル名] という感じである。 結果は↓みたいな感じの標準出力になる。 /home/test/test.log: 869o この「86…

【UNIX】unix2dos、dos2unixコマンド

UNIX系OSにはunix2dosと、その逆のdos2unixコマンドというのが存在する。 使い方(オプション)はほとんど同じだが効果(?)が違う。 主に改行コードを変換する目的で使用する。 先に述べたiconvコマンドと併用することで、UNIX系OS上でWindows系OS向けのテ…

【UNIX】iconvコマンド

UNIXには標準でiconvコマンドというのがついている。 コマンド一つでテキストファイルのエンコードを変換してくれる手軽で便利な機能である。 iconvコマンドの使い方を含めて、本項で備忘録のため記載する。

【UNIX】ファイルの最終更新日時の限界(2038年問題)と、javaによる変更サンプル(と、小話)

UNIX系OSには、ファイルやディレクトリのタイムスタンプに限界値が設けられており、それを超えると変な日時に逆転してしまう。 ⇒いわゆる「2038年問題」にあたる UTC+9:00の日本において、その限界値は2038年1月19日12時14分頃である。 これを超える(これよ…

【UNIX】Tera Termマクロ(ttl)のメモ

昔TeraTermマクロ(.ttl)を使う機会があったので少し勉強した。 備忘のためそのメモを載せる。 Tera Termでサーバに接続してから行う一連の動作を「.ttl」というファイルに専用の文法で記述することでマクロ化することができる。 Tera Termの作者のページに…

【UNIX】evalコマンドについて

動的にコマンド文字列を作って実行したい場合、そのまま文字列を書いて「`」で評価すると、 コマンド文字列内になる「'」がえてして邪魔になるときがある。 これを回避するために個人的にはよくevalを使う。 例えば以下のようなケースではうまい具合にコマン…

【UNIX】xargsコマンド自分用解説

UNIXコマンドxargsの簡単な使い方メモ。 例によって自分用の備忘録を兼ねる。 xargsはコマンドを呼ぶためのコマンドという感じだ。 xargsの引数に「実行したいコマンド」そのものをひきわたす。 通常標準入力から「実行したいコマンド」に渡す引数を入力する…

【UNIX】ヒアドキュメント(ここからここまでまとめて実行よろしく)の書き方

UNIX系で内部コマンドがあるようなものに対して 「ここからここまでよろしく」という”まとめ指示”を記述する方法。 ラベルとかいう制御の方法に近いのかな。よくしらないが。 2019/01/29追記 これ「ヒアドキュメント」という記法らしいです(無知でしたw) …

バックグラウンドプロセス発行して自前の多重処理を組む

UNIXのwhileはこんな感じで書く。 while [ 判定文 ] do #処理を記述 done while : do #処理を記述 done 後者の方は判定文がないので無限ループになる。 意図的に中でbreakしないと抜けられない。 ただ個人的にはよく後者の方を使う。