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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【フェス】NO NUKES2019@豊洲PIT


いってきたぜNO NUKES2019!

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1.目的


言うまでもないが目的はthe HIATUSストレイテナーである!
というか最初っからハイエイタス見るためだけで行くつもりだったのだが、途中でテナーが参加表明したことでより行く目的が強まったw
(同じ人は友人らにもいたようである)

そう、個人的にはこの日は「ライブを楽しみにきた」のである。
このフェスが訴えているのは「反核」「反原発」という社会に対するメッセージであり、そうした側面-音楽ではなく、反原発を伝えるという純粋な目的のために-参加している人も少なくないはずなのである。
(実際グッズ売り場にはそうした活動団体の人たちの姿も見えた)
一方で俺は、正直そういう難しいことは二の次で、ほんとに純粋にライブを楽しむため"だけ"にきた!w
といっても、この機会に考えないのも損なので、これについてはこのフェスを過ごしたうえで改めてどういう考えに基づいたのかを後述したい。
(あくまで後述w)


 

2.会場入り~ゴッチ


この日はすっげー寒くて、天候も良くなく、新豊洲から会場向かう途中で霰だか雹だか降ってきて、その時点でとても萎えた。
これで長蛇の入場列に並ばされたらたまらんぞ、と思ってたけど、そうでもなかった。
会場は12:00で、豊洲PIT着いたのは12:10~20くらい?だったけど、人はちらほらいる程度。
去年のHINA-MATSURIとかナッシングスのBEGINNINGとかと比べると閑散としすぎて本当にライブか疑わしくなるレベル。。。
「再入場できない」という会場スタッフのアナウンスに若干の抵抗感を覚えた(飯や酒の確保に懸念を示したw)ものの、ちょこちょこ出店もあるみたいだったし、何よりロッカー難民に避けるために早々と入った。

整理番号は2600番台とお世辞にもいいほうではなかったもののロッカーは余裕だった。
2600番で12:20前後まで会場入りできないって、13:00開始であることを考えると結構あぶねー気がするスケジュール感だが、その辺どういう感じなんだろう。。
俺は整理番号全然気にしない派なのでどうでもいいのだが、この辺気にする人からするとその辺の動きの鈍さがどう映るのか?というのは少し気になった。
(まあこのくらいの劣勢整理番号だと大体みんないつもそんなもんかw)

初っ端のゴッチがマジで悲しくなるレベルでスカスカで余裕で最前列ブロック行けたのだが、この辺も「開場時間に客がちらほらいる程度」というのの裏付けになっていると思う。
前方ブロックだけの客入り見たらもっと小規模なライブハウス(例えば恵比寿リキッドルームとか)みたいな雰囲気だったね…
みんなたぶん、お目当ては後半(テナーとかハイエイタスとかブラフマンとか)に集中してるんだろうな…というのを無言で感じてしまう出来事だった。
まあそういう俺もゴッチは目当てじゃなかったんだけど(;´Д`)
後ろのほうでのんびり見てました。

ゴッチのMCで印象的だったのは
「今日この後基本的にはバケモノしか出てこないから。ここで踊っておかないと後で踊れないよ!」
ってやつだなw
うまい具合に自虐してるなと思った。
面白いなこの人はw
(テナーはバケモノって感じでもないだろう、と思ったのは内緒だ!)


 

3.メシ~トークセッション


ゴッチ終わって次はトークセッション、この時間にメシとサケの補給を行う。
時間的にも13時前後ということもあり、多分みんな同じことを狙っていたと思われ、外の出店の行列が結構なことになっていた。
ナインゲートバーガー食ってビール飲んで、一息ついたあたりで友人K氏と合流する。
そんでまたメシ(今度はタルタル唐揚げ)を食うw
カンパイもした

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トークセッションは後半15分~10分くらいだけ見た。
細美さん・TOSHI-LOW・ゴッチ・教授(坂本龍一)・いとうせいこう・林田さん(国際団体?の人)にて。

ゴッチが全然喋らなかったな。
最初のほう喋ってたのかな?
最初は細美さんとTOSHI-LOWいなかった(途中で出てきて合流した)からね。

教授の、「人間というのはひどいもので、子供が触れやすいように、わざと、蝶々の形や鉛筆の形をした地雷を作る」
というのは、聞いて唖然とした。
世の中の紛争地域にはそういう事実がまだあったのか、と。
非現実的すぎて実感がわかない。
自分がずいぶん平和な世界にいたんだなと思い直させる事実だった。

後述するのだが、細美さんの「別に賛成派がいてもいいと思ってる」的な発言は、このフェスに来た動機が少なくとも「反原発」を意識したものではない俺にとってちょっとした「救い」になった。
こういう考えの人がいてくれるのは、このフェスの表面的な見方を一変させてくれると思う。
賛成派を一方的に否定するのではなく、その意見を汲んだ(賛成派の存在をちゃんと理解した)うえで、改めて「自分は反対だ」とメッセージを主張している。
このバックグラウンドが自分にはない。
これが重要なことだと思った。

「巨大な力が抑止力になる」という理由で、核兵器が存在していることに対する、各者の意見は様々だった。
細美さんは「そういう側面(核が抑止力になっている)があることは認める。そういう意味では必要悪ともとれる。必要なくなったときに確実に破棄することが重要」という意見、
TOSHI-LOWは「必要"悪"といった時点で、"悪"の存在を認めていることになる。そんなこと言っていたらいつまで経っても平和にならない」という意見、
う~ん、様々だなと。
TOSHI-LOWの意見は、彼の表面的な力強さに象徴されるように、ストレートで分かりやすく、やはり力強い意見だなと感じた。

あと、細美さんは、「こんなフェス、早くなくなればいいのに」というのはよく言っていて、それは印象的だった。
NO NUKESがなくなるということは、訴えるべき「反核」の相手=原発や核等のなくなった世界だ、というメッセージが込められていると感じた。
このフェスを否定することで、自身の持つ意見を裏付けるように発信していたのかなあ。


 

4.NAMBA69


ほとんど曲知らなかったので後方で大人見していたが、すげー音デカイな、というのだけわかった。
このレベルのライブ行き続けてるとまじに難聴になりそうだなあ、と感じた。
ダイバーがんがん出てたね。
全力でパンク・メロコアやってた感じだなあ。
観客の暴れ具合に「若さ」を感じた。
友人Kは「これを全力で楽しんだのでテナーはほとんど抜け殻だった」と言っていたw

なぜだか俺は今までずっとこのバンドを「なんばろっく」と読んでいたが(パンテラの影響かなw)、「なんばしっくすてぃーないん」が正しい読み方らしい。
要するに何も考えず普通に読めばよかったのかw
ろってんぐらふぃてぃーといい、「脳内で勝手に読み方補完してるケース」が俺には多いな…


 

5.ストレイテナー


セトリ↓
-----------------------------------------
Melodic Storm
シーグラス
Braver
LONG WAY TO NOWHERE
NO~命の跡に咲いた花~
スパイラル
REMINDER
-----------------------------------------

まさかロングウェイ来るとは思わなかった
調べたらBroken Scene Tour渋谷クアトロ以来か。
そう考えると約1年半って感じでそこまでレアな感じでもない??
逆に言えば人は1年半聴かないと「うあー久しぶりに聴いたわ」て感じるんだね。

テナーがこのイベントに参加するとなったときに、「間違いなくこれはやるだろうな」と思ってた「NO~命の跡に咲いた花~」は予想通り入った。
反戦歌だもんね。。。
これは実はロングウェイよりも「聴いてない期間」が長い。
自分のブログ検索したところによれば、最後に聞いたのはSTEP INTO MY WORLDツアーの品川ステラボールだ。
2年半くらい前!
そういえば久々に聴いた感はある。

反戦歌でいうと、ホリエさんが「18歳の頃につくったストレートな反戦歌、今思い返すとちょっと恥ずかしい」と言っていた「SING」が思い出される。
これも来るのかな、と思ったがそんなことはなかったせ。
SING来たら盛り上がっただろうけどね。

MCでのホリエアツシは、
「俺たちは、ただ怖いだけ。核も、原発も、ただ怖いだけなんです」
というシンプルなメッセージを発した。
今までもNO NUKESというイベントが開催され、盟友細美武士がリーディングに近いポジションで参戦してきたにもかかわらず、ストレイテナーがこのフェスに参戦してこなかったことには、彼らの無言の政治的メッセージがあったのでは(テナーはテナーで実は原発賛成派だったのかな、とか)と勘繰っていたが、上述した細美さんの意見も鑑みるに、そんな単純なことじゃなかったんだろうな。
逆に言えば「単にメンバーのスケジュールが合わなかった」とかそんなレベルの(政治的云々とはまるで無関係の)問題だったのかもしれない。
来年も(NO NUKESやるなら)ハイエイタスと一緒に出てほしい!w


 

6.いとうせいこうBRAHMAN


休憩タイム(;´Д`)
外出て軽くメシを補給したり酒飲んだりしてた。

いとうせいこうはなかなか面白かったみたいだ。
某フォロワーさんが「いとうせいこうに踊らされるとは思ってなかった」と言ってたのをきいて、見なかったのをちょっと後悔したw

BRAHMANは最後のほうちらっとだけ見た。
TOSHI-LOWがマイク落として帰る瞬間w
ハイエイタスのためにちょっと早めに覗きにいこうかな程度だったのだが、前方はカオスってる感じは見えた。

このとき友人らと合流してカンパイ

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あと酔っぱらった勢い?なのか何なのかw、みんなでストレイテナーオーディエンスパス3枚組(何が出るかわからない!)を買い漁るチャレンジを実施。
事前の実施状況ではSOFTツアーのオーディエンスパスがやたらと出まくったので、「またSOFT大量来るんじゃね」的な期待があったが、出てきたのは

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STOUT計9枚

余り過ぎワロタww
ドラゴンボールなら余裕で神龍出てくるレベル。。。
関係ないけどこのときのツアーの対バンが素敵である(ハイエイタスのことだがw)


 

7.the HIATUS


セトリ↓
-----------------------------------------
(SC)Let Me Fall
Clone
Sunset off the coastline
Shimmer
Thirst
Unhurt
Tree Rings
西門の昧爽
Radio
Burn To Shine
<EN>
Waiting For The Sun
-----------------------------------------

Monochrome Film Tourモードではなかったが、全体的に抑え気味で大人しめの雰囲気のセトリという点では共通している。
セトリもMonochrome Film Tour、CDJからの引き続きのものが多い。
とはいえ、少し「バンドサウンド」感が戻ってきたような雰囲気も感じた。

「Thirst」→「Unhurt」の流れとかがそういう感覚をよみがえらせたのかな。
Unhurtは久しぶりに聴いた気がする。
ちなみに、今回何故かUnhurtでダイバーが出る。
よくわからん。トベればなんでもいいんかw
俺の頭の上を転がっていったんで前方にコンベアしときました。
まあ、なんとなく、少なくとも気持ちはわからんでもない。
間奏のあたりで細美さん「1,2,3!」って言いながら結構ノリノリでジャンプしてたし、普段はダイバー出るような曲でもないんだけど、そんな風に感じてしまう「何か」があったのは確かに感じた。
結果から見ても、MonkesyとかStorm Racersとかダイバーご用達のロックナンバーはセトリにはなかったし、彼としてもここで飛べてよかったのかもしれない。

あと「Tree Rings」は(今思い返すとなぜそう思い込んでいたのか謎だが)聴けるとは思ってなかった。
なので役得間。
思い返すとMonochrome Film TourでもCDJでもやってるからまあセトリに入る確率は高かったんだよな。
余談だが、細美さんがこの日MCで「ゼロ・グラビティ」の話をしていたが、この話と「Tree Rings」の歌詞=アルバムのタイトルにもなっている「Hands of gravity」には何か通ずるものがあるのかと勘繰ってしまいエモくなる。

アンコにWaiting For The Sun持ってくるあたりが通向け感が強い気がする。
まあMonochrome Film Tourのセトリに入ってるけど…
あんまりフェス向きじゃないんじゃないのかなあ。
そうでもないのかなあ。

アンコも終わってラスト、みんなハケた後に、ゴッチ・TOSHI-LOW・細美さん・教授、みんな出てきて挨拶。
その後、TOSHI-LOWの一言「あれ、教授、ピアノありますけど?」により、場の悪ノリが加速し、細美さんが一葉さん呼んできてキーボードをピアノに変えさせる→教授が半ば強制的にピアノに座らされる。
そして即興「Merry Christmas,Mr,lawrence(戦場のメリークリスマス)」!
これはまさか聴けるとは思ってなかった(本人もやるつもりなかっただろうがw)からサプライズ役得だ!
生でMerry Christmas,Mr,lawrence聴ける機会なんてたぶんもうないだろうなあ。

帰り、友人2人と豊洲まで歩いて軽く飲み会。
(花粉症によると思われる鼻炎が悪化して見苦しいところをお見せしました。すいません。。。)

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8.おわりに


最後に言うことじゃないんだけど、俺は別に原発反対派ではない。
じゃあ原発賛成派なのかと言われると、そういうわけでもない。
要するに賛成でも反対でもない。
これは、どっちつかずの意見で八方美人してるわけではなくて、知識が足りなくて賛成も反対もできないのである。

強いて言うならどっちかというと原発があってもいいと思ってる立場の人間だった。
別にこれには大した理由はなくて(本当に大した理由はない)、単に「反対」を唱えている人達が、何か感情的・直情的に、それを訴えているように見えてしまっていて(あくまで私見である)、近づきがたい雰囲気があったこと、くらいの程度である。
「賛成」というよりは「反対派に賛同できない」という感覚かな。
ただ本当に、自分なりの強い意見を持っていたわけでは全然ないので、誰かに力強く諭されたら「おお、そうか、じゃあ反対だな!」って簡単に心が傾く程に、マジで全くといっていいほど自分の意見がなかった。(これはその逆もそうなんだけど)
今にして思えば「反対」を訴えていた人達が何をもって「反対」と言っていたのかを理解しようとせず、彼らの目立った動きだけに着目して表面的に評価してしまっていたから、「近づきがたい」と思ってしまったんだろう。
勿論感情的に(大した理屈もなく)「反対!」と訴えているだけの人もいるんだろうけど、大して自分の意見を持たず「う~ん、なんとなく反対派の人らに近づきがたいから反対ではないかなあ~まあどっちでもいいっす」くらいの適当なことしか言ってなかった俺も同じ穴の狢である。

これは原発事故の深刻さを表す国際指標の中で最悪のレベル7の原発事故を起こした国に住む人間として、我ながら客観的に見て「ずいぶん能天気だな」と思ってしまう。
否、このイベント(NO NUKES)があって初めてそう思い直すにいたった。
2011年の原発事故が起きてから8年、「平和ボケ」して日常化してしまった感覚から、「原発」というものに対する意識や考えがずいぶん薄れてきてしまっている。
そんなに身近にあるようなものではないから、時が経てば薄れてくるのは仕方ないのかもしれないが、そうした日常生活の中で普段あまり考えることをしなかった「原発」に対する意識を呼び戻せたという意味では、このイベント(NO NUKES)はとてもよかったなと思っている。
細美さんも言ってたけど、分かりやすく「反原発!」を訴えている人だけがいくようなイベントではなくて、もちろんイベントの趣旨は「反原発」なのだろうが、「原発に対して改めて考えてみよう」という機会を得られる場としてはとても有用であり、ライブ以外で、今回来てよかったと感じている。
そういう意味で、細美さんの「賛成派がいてもいいと思っている」的な発言に救われた(少なからず心が軽くなった)、というのが上述した理由。

原発は是か非か」といったキーワードでググると、それっぽいまとめ記事がちょこちょこ引っかかる。
https://ore30.com/ikuene/nuclear/iken.html
https://matome.naver.jp/odai/2133619963096819001
https://jp.quora.com/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AF%E5%8E%9F%E7%99%BA%E8%B3%9B%E6%88%90%E6%B4%BE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E6%B4%BE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C

こうしてみてみると、賛成にも反対にもそれなりの意見や見解があり、少なくとも個人的にはいずれにも傾き得る。
また、「賛成と反対の二元論で片付けようとするから問題になる。そもそも二極化して考えるようなものではない」という意見もちょこちょこ見受けられる。
これは俺のように大した意見も持たないどっちつかずのようにも見えるが、背景や状況等の実情をきちんと把握したうえでそういう意見を持つならそれは立派な一つの意見だろう。

恥ずかしながらこのフェスに来て初めて、真面目にこの辺の実情を知ろうと思えたし、実際自分から改めて調べなおした(ググった程度だけどw)
本当にそういう意味ではこのフェスは有用だったと感じる。
といいつつ、まだ自分は反対も賛成もできるほどの知識量はない。
果たして原発は是か非か?

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