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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【MONOEYES】Interstate 46 Tour 2019@豊洲PIT(1日目;12/17)

いってきたぜモノ豊洲!!

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※ぼやけてしまった


 

前説

開始10分くらい前に細美さんが単独で登場してきた。
おおっフェスとかと同じで開始前にSCで曲やっちゃうパターンかあ!?と思ったが「前説」とのことで。

  • 最前付近にいるやつら、めちゃくちゃ激しいことになるから、初心者とか体力に自身ないやつは下がれ
  • マジな話、ダイブして死んだやつもいる。死なないにしても、骨折するとか、頭蓋骨陥没とか、そういうのもある。ケガだけはしないでくれ
  • ダイブするやつはちゃんと下の奴のこと考えろ。人の頭の上に立っていいのは俺とTOSHI-LOWだけだ
  • 札幌のライブで痴漢捕まえた。もし見つけたら一切妥協せず警察に付き渡す。くだらねえことすんなよ

って感じだった。
こういうの初だね。
「ケガだけはしないでくれ」っていうのは毎回言ってる気がするけど、こんな風に「前説」として切り出してライブ前に実施するのは初(少なくとも俺は初体験)
今回のツアーでは毎回やってたっぽいが、今回のツアーのどこかで誰か怪我でもしたのかな?

結果的にはこれマジでただの「前説」だったが、細美さん出てくるだけで(多分俺と同じような期待したやつもいたんだろう)会場の盛り上がりがスゴイ。
我先にと前にいこうとするやつの多いこと。。。
気持ちはわからんでもないがw

痴漢はねえ…
札幌公演で逮捕者出た話は聴いてはいたので、この言葉はガチなんだろうなと思ったけど。
まあやるやつは何言われてもやるからなあ(痴漢しに来てるんだし。目的意識が違う)
ただ、これについては、(以前も言った気がするが)冤罪かまされると逆に社会的に死亡するリスクもはらんでいると思っていて、特にライブハウスなんていう、大部分がステージのほうを見ている(観客側を見ている奴がほとんどいない)状況下だと、その他の目撃者なんてのも出てくるのは疑わしいし、容易に冤罪かましやすい環境下にあるんだよな、というのは非痴漢の男性側も意識しないといけないと思っている。
痴漢なんていうボケ野郎さえいなければこんなこと考えなくてもいいんだが、こういう時代にはそうした自衛意識を持つことも重要だ。
個人的にも「なるべく野郎の後ろに位置づくようにする」とか「常に首から下げたタオルを握って腕を下げないようにする」とか工夫はしてるが、手出さなくても痴漢になる時代だからこれも全然確実な自衛手段でもないんだけどね。
むしろ前方付近でモッシュモッシュしてるほうが痴漢対策にしてみれば安全なのかもね。(女性ダイバーの服に腕突っ込んで乳揉むやつとかもいるらしいから一概には言えないが)
いや~嫌な時代になったもんですね。。。

ライブ

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Leaving Withou Us
Run Run
Like We've Never Lost
Free Throw
Get Up
Interstate 46
Roxette
Somewhere On Fullerton
Two Little Fishes
Cold Reaction
When I Was A King
Gone
明日公園で
Borderland
Borders & Walls
My Instant Song
ラニート
Remember Me
<EN1>
End Of The Story
What I Left Today
<EN2>
ボストーク
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最初後方で大人見していたのだが、「明日公園で」あたりで我慢できなくなり前方に突っ込む。
このあたりのどっかの曲で、(When I Was A Kingかな?)リフターが多すぎてステージ見えなくなったので、「これもう前方行かないとステージ見えないじゃん…」という別件事由によるところも大きい。
むしろそこまでよく突っ込まずに我慢してたな俺、という感じで自分で自分をほめてあげたいです。

前方は勿論カオスだったわけだが、思ったより突っ込みやすかったという印象がある。
後方で見ていた時も人と人の間隔が割と空いていて過ごしやすかった(という表現も少し変だが…)<br/. この日人入り少なかったのかな?

上記のような事情のため、「Run Run」とか「FREE THROW」とかは後方で見たのだ。
というか序盤に来すぎて突然感があったせいか身動きがとりづらかった(もっと後のほうに来る曲群だと思ってた)
今にして思うとこの辺で突っ込んでいた方が面白さは上だったかもしれん。

突然感あった例でいうとSomewhereもそうだね。
その前のRoxette開始前にもう「スコットが決めるぜ!!」が出てるからだと思うけど、その流れでそのままSomewhere入ったから「うぉっなんのタメもなくSomehwereいっちゃうのかよ!!」と思った。

一瀬さんから「来年は新しいアルバムを出す」という発表。
ここで場が大いに盛り上がる。
それを受けて、「新しいアルバム出しちゃうと古い曲がなかなかできなくなるから」と、1stのリードトラック「Cold Reaction」を披露。
この前フリからのCold Reactionは曲名に反して非常に熱かった!(と思う)
場の空気も、より熱がこもってた気がする。

同じこと(古い曲ができなくなる)はアンコのときにも言っていて、1st EP(My Instant Song)の3曲目、「What I Left Today」が出されたときも燃えた!
むしろこれもうしばらく聴けないだろうな多分…と思いながらしみじみ聞いてました、いやすいませんこれは完全に嘘ですね、しみじみしてる暇など微塵もなく、ただひたすらに金色のモッシュ!!!って感じでしたすいません。(言いたいだけでした、さらにすいません)

しかし、振り返ってみると、アンコ2でボストーク鳴った瞬間が一番頭のねじがぶっ飛んだと思う。
なんというか、脳に存在していた理性や社会性の制御弁みたいのが消し飛んで、もう突っ込んで騒ぐことしか考えられない状態になっていたような記憶にある。
フジロックのエルレで続いていた「超絶楽しい70分」の感覚に近いものを味わった気がする。
楽しかった!

最前列付近でのモッシュとダイバーはさすがって感じの勢い。
2~3回発射台にされた。
でも、肩叩くやつと「お願いします!!」って言ってくるやつと、とにかくそういう「ダイブの礼儀をわきまえてるやつ」にしか遭遇しなかったので(人の上転がるのに礼儀ってのも変な気がするが)俺は良いなと思ったよ。
勿論全員が全員そうだったとは思えないが、細美さんが言っていた「モノアイズのライブだけはダイバーもちゃんと下の奴のこと考えてんだなって思わせてやろうぜ!」って言葉が浸透してるんだなと思うと嬉しくなった。

アンコ1の前、ステージ向かって右側のほうに、ぶっ倒れた人がいて、細美さんが「その人みんなで持ち上げて」って言ってて、結局も持ち上げられることはなかったのだが(どうもその人が拒否したらしいが)「みんなで持ち上げてもらってナウシカ歌いたかったな~」とか言っててわろた。
あのテンションの細美さんは珍しい気がする。
酔っぱらってたのかな?

その人、細美さんから見ると「どう見ても倒れる寸前のやばい人」にしか見えなかったようで、細美さんもかなり長い間「出てったほうがいい」って説得して粘ってたのに、それでも頑なに退場しようとしなかったので、曲やるかーって流れになったらやっぱりぶっ倒れたらしくて、最終的には運び出されていったようだ。
モッシュピットにおいて自分の体力(健康状態?とでもいうべきかw)を見誤るのは愚策だと思う。
気持ちはわからんでもないんだがな…
気持ちだけで乗り切れるほど現実甘くないからねえ…
るろうに剣心」に出てくる「精神が肉体を凌駕する」があれば、こういうのも乗り越えられるんだろうなあ~とかくだらないことを考えていたりした。

終演後、顔面に氷嚢あてて歩いてた女性がいたけど、ダイバーの足にやられたのかな…
女性で顔面ダメージはかわいそうだよな…と思いつつも、まあ、細美さんのあの前説もあったうえで、前方にいたんだろうから、残念だけど自己責任だよな、と思う面もあり。
早く良くなることを祈る。

基本後半からしモッシュピットにいなかったが、それでも汗だくになったし、がっつり叫んでがっつり騒いでがっつり暴れた久々のライブだったと思う。
モノアイズは去年の対バンツアー以来1年半ぶりで、どの曲聴いても新鮮味があった不思議な感覚もあったが、新譜を含めてがっつり楽しめたいいライブだった。
お疲れ様でした!