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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【ストレイテナー】Crank In Tour@KT Zepp Yokohama

いってきたぜストレイテナー Crank In Tour@KT Zepp Yokohama!!

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はじめに

ストレイテナーのライブとしては今年の1月のApplauseツアー以来で、まだ1年経ってないのだが、そもそもライブ(やフェス)から離れているという現状もあって、9か月ぶりでも何か凄く久しぶりに感じてしまった。
会場が横浜だと「まあ近いからのんびり行くか」と舐めてかかって、着席するのが開演5分前とかになるというのは、コロナ禍で横浜を狙ってライブに行きがちな状況でよく起きるミスで、今回もそんなだった。
(まあ全席指定で急ぐ必要がないというのも舐めてかかる理由の一つにはなっているが)

セットリスト

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彩雲
Graffiti
スパイラル
Stilt
SAD AND BEAUTIFU WORLD
冬の太陽
Parody
SIX DAY WONDER
さよならだけがおしえてくれた
BRILLIANT DREAMER
Death Game
SPEEDGUN
宇宙の夜二人の朝
流星群(新曲)
WHITE ROOM BLACK STAR
シーグラス
混ぜれば黒になる絵具
灯り
No Cut
叫ぶ星
Melodic Storm
SING
<EN>
瞬きをしない猫
BRAND NEW EVERYTHING
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「まじかよこれやるのか」ってレベルのレア曲がいくつか。。。
特に「SPEEDGUN」「SING」は自分のブログ漁っても一切聴いた記録が出てこないので、少なくともブログを開始した2014年の頃から、直近7年くらいのテナーのライブでは聴いてないことになる。
この2曲の分だけでも十分いった価値のあるライブだったと言っても過言ではない、いやまじで。

特にSINGは本編ラストに持ってくるとは思わなかった。
イントロのシンペイさんのカウント聴いたときに「TRAINかな?」と思ったらまさかのSINGで、脳汁がえらいことになった。
スタンディングだったら前方に向かって突っ込んでいったのは間違いない!
SPEEDGUNもそうだが、全席指定で動けないのは歯痒いなあ。
是非また聴きたい曲である。

また、「Stilt」はFuture Dance Tour以来、 「WHITE ROOM BLACK STAR」はMy Name Is STRAIGHTENER以来で、 これらは2018年なので、実に3年ぶりの再開である。
特にWHITE ROOM~のほうは前曲(流星群;新曲)の終わりからシームレスに入るのでかっこよさが半端なかった。
観客側が新曲をまだ聴いたことがない=新曲の終わりが明確にわかってない、ので、次の曲にシームレスに繋げるという措置はわかりやすいが、そこになんとまさかのこの曲を持ってくるというのが斜め上の名采配すぎる。
どんな発想したらこれ持ってこようと思うんだ…天才ですよまじで。。

「BRILLIANT DREAMER」はDrawing Map Tourの新木場以来、 「SAD AND BEAUTIFU WORLD」は幕張以来、 「SIX DAY WONDER」「瞬きをしない猫」はACIDMAN、THE BACK HORNとのスリーマン以来、 「BRAND NEW EVERYTHING」は野音以来、 ということで、これらは2019年なので2年ぶりだが、間にコロナ禍を挟んでいることを考えるとこれもまたずいぶん久しぶりの曲という感覚がある。(まあコロナ禍の有無に関わらず普通に2年ぶりでも久しぶり感あると思うが)

そういう意味で、相当レア曲の多いライブだったといえる。
前のDrawing Map Tourのときは事前にスタッフ側から「レア曲やります」的なアナウンスがあったが、今回はそういったことは特にないまま挑んでおり、それにも関わらずこういったレア曲群が入ってくるのは、とてもありがたいというか…その辺も含めてやはりストレイテナーらしい。

ストレイテナーを全シャッフルしてると、たまに、いつぶりに聴いたと定量的にはすぐに言えないが、感覚的に「久しぶりに聴いた」って曲にあたるときがあり、その度「この曲もいい曲なんだよなあ、ライブで聴きたいなあ」って思うのだが、テナーのライブに行くとガチにこういうのとリアルに遭遇することがあるのが普通に凄いことだと思っている。
こういう感動と出会えるからストレイテナーのライブは大好きなんだ!


他は比較的最近の曲群が顔を連ねている感じ。
個人的には、前作「Applause」からは「No Cut」が選出されていて、これは前作からの出世組だと改めて感じた。
というのも、今年の5月に行われた日比谷野音の配信ライブでもこの曲が選出されていて(しかもラストに)、他の曲に比べると何か位置づけ的に「強い」印象を受ける。
今回もホリエさんが「エモゾーン」と言っていた「叫ぶ星」からの最終ブロック3曲に入る前がこの曲で締められていて、個人的に感じる存在感が強い。
実際、「混ぜれば~」とは違った意味で、上手い具合に「シメ」を張れるいい曲だと思うんですよね、これ。
今後も長く息をしていってほしい。

新曲「宇宙の夜二人の空」は、前作「叫ぶ星」とテイストの近い、アップテンポのエモロック
この日(10月18日)の0:00に配信開始されて、その日の夜にライブという、かなり急ぎのスケジュールであったが、それでもライブまでに恐らく50回はヘヴィロテしたので(なんならライブまでの1日はこれしか聞いていないかもしれない)予習はばっちりだった。
ノリはとても良くて、ライブ向きのロックナンバーという印象だが、いかんせん全席固定というこの特殊状況下だといつものようなライブモードになりきれたのか個人的にも疑問ではある。
ライブ初披露の曲という事で、この辺のノリはツアー中にもうちょっと醸成されていくのだろうが、コロナ禍以前のスタンディングモードで是非ともガッツリ聴きたい曲の一つではある(そういうのは多いが)

もう一つの新曲「流星群」は、ミニアルバムに収録される曲だが、この日の時点では曲目も知らないので、「そういう曲が入るんだ」というのをこの場で知る。
音源より先にライブ版を聴くという特殊な(あまりない)状況である。
ミドルテンポだが力強いエモ系の曲だった。
ラストでメンバー全員が楽器演奏に徹する部分は「ネクサス」を連想させた。
音源だとどんな感じなのか、今から楽しみである。


レコ初ツアーだが、そのレコ自体が発売前という状況だったので、レコ発というより突発型のワンマンを見た感覚のほうが印象的に近い気がする。
実際新曲披露は2曲だけだし、他のレア曲の散りばめ具合がそれを余計に増長させる。

今後ミニアルバムが発売されると、ミニアルバムの曲がセトリに入ってきて、様相が「レコ発」っぽくなっていくんだと思われるが、そうなる前のライブだったので、レコ発といえども若干の特殊性があるのは事実だろう。
そういう意味では良いタイミングでライブに行けた、のかもしれない。
一方でまだ出会っていない新曲群との出会いも楽しみであり、そうした楽しみ方ができるのは今回のツアーの特色でもあるのかも。
となると、最低でも2か所以上の参加は必須ですねえ。。。
色々な意味で次の羽田が楽しみだ!

その他

  • 実際どこまで信用していいもんか個人的にはイマイチ不明瞭なのだが、感染者数がここ最近激減していることと、自分としても9月中旬~10月初旬にかけてワクチンを2回摂取し終わったこともあって、今までのコロナ禍でのライブに比べると少し気を楽にして参加を決意できたライブである。
    コロナ禍では、ライブに行ことを決めたとしても、神奈川県(というか横浜)から出ないように行動を徹底していたが、fully vaccinatedになったこともあるし、今後感染者数がそこまで大きくぶれないようなら、東京など他県会場で行われるライブにも行こうと思っている。
    一方で、まだ遠征を決めるほどの強気にはなれず(まあもともとそんなに遠征する人間でもないが)、また、どうしても行きたいと思うライブ以外には、あまり積極的に手を出すことはしないとも思っている。
    世間的・個人的にコロナ禍が収束の傾向を示しつつあったとしても、まだコロナ禍以前のようなアクティブなライブ参戦には至らないだろう、というのが現時点での自分のスタンスである。
  • 物販は事前にナラバズを使って購入済だったが、「ナラバズで買った人」が列をなして並んでおり、「"並ばず"じゃねえじゃん…」と思ってしまった。
    実際の利用者に対して現場の運用力が不足しているため、悲しいかなコンセプトでもあるサービス名が名折れしてしまっていた。
    購入した品物をスタッフが持ってきて客に確認を取る行為が発生するため、その分の待ち時間が発生して、どうしても一人分を捌くのに若干の時間を要してしまう。
    そのターンアラウンドが待ち人の発生間隔を超えているため、コアな時間帯では行列にならざるを得なかったようだ。
    ただナラバズではない通常物販のほうはさらにもっと長い行列ができていたので、これでもかなりスムーズな方だったと思われる。
    ていうかナラバズ以外の通常物販やってたんだね、てっきりナラバズで買う以外の手段ないものかと思ってたよ…(まあ通常物販があったとしてもナラバズ使ってたと思うが)
  • スタンディングエリアに椅子を敷き詰めた形の全席指定のライブだが、「客席間を1席分あける」ような措置はもうとっておらず、全席隙間をあけることなく人をいれていた。
    その分、客席間を1席分あけていたときに比べると、左右のスペースが狭くて、若干動きづらさを感じる部分はあった。
    勿論コロナ禍以前のスタンディングに比べれば椅子がある時点で相当制限が強いのだが、コロナ禍でのライブを考えると、完全人が敷き詰められている今回のようなライブに比べると、左右が空いてたときは体を動かす自由度が高くて、ライブ鑑賞はぶっちゃけ結構快適だった。
    まあキャパギリギリまで入れられた方が採算取れるから演者側・ライブハウス側双方にとってこっちのほうが都合がいいのはわかるから、仕方ないんだろうけどね。。。
  • どうでもいいが、コロナ禍以前はライブハウスでドリンクというと酒しか頼んでこなかった人間なので、ソフトドリンク注文時に貰えるカラビナを貰ったことがほとんどなかったのだが、コロナ禍になってライブハウスが酒類提供しなくなり、ソフトドリンクしか選択肢がなくなって以降、Zeppカラビナを貰う機会がめちゃくちゃ増えている。
    特にKT Zepp Yokohamaはコロナ禍でやたらと行く回数が多いので、ここいくたび毎回Zeppカラビナが手に入る。
    今回なんかは、ドリンク交換した際に貰うんじゃなく、入り口で強制的に配布されたので、仮にドリンク交換しなかったとしても入手せざるを得ない状況だった。
    正直に言うとこんなの1つあれば個人的に十分なので、もういらないんだが…
    ただ、今までのと若干デザインが違ったな…それもあって配布したのかな?
  • 凄く久しぶりに何名かのフォロワーさんらと顔を合わせた。
    何人かとはオンライン飲み会などを通じて話してはいたが、実際対面で顔を合わせて会話したのはコロナ禍においてはこの日が初、という人が数名いた。
    コロナ禍において、必要以上に顔を合わせることを避ける意識や傾向があり、ライブに行っても挨拶など一切なしですぐに直帰、という状況が長く続いていたため(今でも実際それが推奨されているのだろうが)、対面では長らく会っていなかったので、本当に「久しぶり」という感じだった。
    趣味のあう友人たちとその日のライブの感想を言い合う…とても素敵なことじゃないですか。
    それもまた「ライブ」という趣味の醍醐味の一つだと思うのだけど、そういうコミュニケーションもコロナ禍で分断されてきたと考えると寂しいものである。
    まだまだコロナ禍以前のように「ライブ終わって乾杯!」なんて気軽にできる状況ではないけど、段々こういうのも日常を取り戻せるとよいなと感じた。
  • お花たち

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