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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【ストレイテナー】Crank In Tour@Zepp Haneda

 

いってきたぜCrank In Tourファイルナル@Zepp Haneda!!

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セトリ

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彩雲
Graffiti
月に読む手紙
泳ぐ鳥
Freezing
冬の太陽
Parody
Six Day Wonder
さよならだけがおしえてくれた
BRILLIANT DREAMER
ラクタの楽団
Little Miss Weekend
宇宙の夜二人の朝
流星群
The Novemberist
Melodic Storm
七夕の街
No Cut
混ぜれば黒になる絵具
叫ぶ星
シーグラス
Magic Words
<EN>
瞬きをしない猫
EVERGREEN
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ツアー参戦2回目にしてツアーファイナル。
前回に引き続きだが、今回もかなりのレア曲が入ってきている。
自分のブログ探してもライブ参戦記録で聴いた記憶が見つからなかった枠としては

  • Freezing。この前の配信ライブで聴いた記録はあるが、生ライブでの記録はない。生で聴くのはガチで初かもしれない。
  • 泳ぐ鳥。しかしこれはFreezingに比べるとレア曲度が下がる。何故かたくさん聴いているイメージがあり、「身近な曲」っていう謎の親近感があるw一応、Freezingと同じ配信ライブで聴いているのもあるが、合わせてこれは2018年の俺たちストレイテナーって言いますツアーで聴いてたらしい。それでも生で聴くのは3年ぶりだから久しぶり扱いではある。
  • Little Miss Weekend。これはイントロ始まった瞬間、滅茶苦茶久しぶりに聴いた感じがして(なんならFreezingと同様で過去の記録には残っていないものと思っていた)とてもアガったのだが、実際はBroken Sceneツアーで聴いてたらしい。まあでも4年も前なので大分久しぶり。
  • Magic Words。これも下手するとSOFTの時代(2012年)まで遡るのではと思ったくらいだったが、Future Danceツアーで聴いてたらしい。でもこれも3年ぶり。
  • EVERGREEN。これは何故か「久しぶりに聴いた」感なかったのだが(やはりこの前の配信ライブで聴いてるからか?)、ブログ検索してもライブの記録としては出てこないので、Freezingと同じレベルのレア曲。恐らく生で聴くのはSOFT以来。9年ぶり!

といったところである。
前回のSPEEDGUN、SINGと同じレベルのレア曲としては、FreezingとEVERGREENが相当するだろう。
まさかここにきて今まで一度も生で聴いたことがないレベルの曲にライブで遭遇すると思わなかった。

あと上にもチラッと書いたが、Little Miss Weekendはマジで来るとは思ってなかったので、ホリエさんが曲に入る前に一言「Hello Weekend」って言った瞬間に脳が一瞬沸騰したかのような感覚に襲われ、ものすごくブチあがった。
モッシュありきのライブならえらいことになっていた曲であること間違いなし!

そういう意味では「泳ぐ鳥」や「Magic Words」等も同様なのだが、今回のセトリは、Drawing Mapのとき程のガッツさはないものの、盛り上がりの良い曲を程よく散りばめていて、モッシュモッシュこんちにはが良く似合う(?)ライブだったと思う。
このセトリが固定席声出しNGで実施されたのが非常に悔やまれる。
(まあCOVID-19になってから以降のライブは大体どのバンドでもみんなそんな傾向があるのだが…個人的な趣向も相まってテナーは特にその傾向が強いのだ)

Magic Wordsに関しては、終演後にみんなチラホラ言ってたが、そういえば「シーグラス」と出だし(イントロ)がそっくりだと、以前からよく言われていたなと、終演後にみんなが話してるのを聴いて思い出した。
1 一時期(といっても今もかなり根強く生き残っているが)シーグラスがスタメン必須になっていた頃、「今度こそMagic Wordsくるんじゃねーの!?」みたいな期待をみんな持って臨んでいたにも関わらず、悉く外れてきていた過去があるが、今回に関してはシーグラスの直後にMagic Wordsを持ってくるという采配で、みんなの期待に答えましたというか期待を斜め上に超えてきましたという感じで、こういうところも(意識してやったのかどうかはともかく)さすがテナーだぜ、と思わずにはいられない。

前回からなんとなく思ってはいたが、「中止になってしまったテナマニ2での選曲もチラホラ入ってるのかもしれないな」と、このレア曲群の散りばめ具合に関して思うところがある。
まあテナーのライブは突然「まじかよこの曲やるのかよ」ってレベルの曲を持ってきたりするので(それが魅力の一つなのだが)テナマニが計画されていたかどうかに関わらずこういう「出会い」はありそうだったけど、それにしては今回はレア度が濃いという印象が強い。
というかもしかしたらミニアルバムのレコ発ツアーはそういう傾向があるのかもしれない。(前回のDrawing Mapもそうだったし)
これは次のミニアルバムも期待大である。
なんなら今後もずっとミニアルバムだけ作ってくれても構わないレベル
嘘ですフルアルバムでもなんでもいいからどんどん曲ください。。。

なお今回のハイライトは、BRILLIANT DREAMERが始まった瞬間に、マリオがキノコでも取るのかってくらいのガッツをもって大ジャンプしていたフォロワーさんを2階席から見れたことである。
あの瞬間「あっ◯◯さんだ」って確信できた。
あれほど分かりやすい反応はなかった。
終演後にその話をしたとき、近くの席で見ていたフォロワーさんも同じことを言ってて、同じ感想だったんだと思って面白かったw


Crank Inからは前回に対して「七夕の街」が加わった。
この曲はホリエさんの「最初で最後の」インスタライブで披露された曲だが、音源として再び出会った頃にはインスタライブで聴いた内容を忘れてしまっていてw、正直他の曲と同様「音源で初めて聴いた曲」と印象が同じである。
しかし音源で聴いたときもライブで聴いたときも同じだったが、エモさがすごい曲だ。
インスタライブで聴いたときどう思ったんだか最早覚えてないが、少なくともこんなにエモいと思った記憶はない。
インスタライブで弾き語り形式で披露されたときに比べて、バンドサウンドになったことで曲の姿が大化けしているという感想である。
(この辺の印象も「音源で初めて聴く曲」という印象を強くしている)

ただこの辺りのゾーン、具体的には七夕→No Cut→絵具のあたりは、「しっぽりエモいのを楽しもうゾーン」(※俺命名)に相当しており、そういった背景が曲の印象を決定づけている可能性も高い。
特に七夕とNo Cutはエモい演出を彩る二大巨頭で、このゾーンにおけるこの2曲の存在感はでかい。
その直前までメロストでガッツリあげてからのこの曲群に入っていくというセンスは恐ろしい。
そのうえこのゾーン終わった後はまた叫ぶ星からの「盛り上げラストゾーン」(※俺命名)に入っていくにも関わらずである。
途中でこの「一瞬落ち着く間」を設けるところが凄いな、という…
なんというか、「ストーリー」というか、話の流れみたいなものを感じる。


ひなっちが途中で帽子かぶったのがなければ最高のライブだった」ってKjに以前言われたって話を途中のMCでしておきながら、アンコールで入ってきたとき普通に帽子(キャップ)かぶってたの面白かった。w
しかもアンコの1曲目は特にMCとかなく速攻で曲に入るから、結果的にアンコ1曲目の時点では、「突然現れた帽子の存在」について触れることなくアンコに入ってくというのがまた、面白いのを増長させた。
なんというか、謎の清々しさがあった。
ドラゴンボールのセル編の最後でクリリン神龍に「17号と18号の体の中の爆弾をとってくれ」とお願いしていたけど、そもそも「体内に爆弾がある」なんて設定はなかったはずなのに、周りのみんなそのことがさも当然かのように振る舞っていた、あれを見たときの感覚に近い(?)
「お、おい、帽子のことはいいのかよ!」みたいな。
まあその後で結局帽子のことに触れたのちでしかも帽子脱ぐんだけどw

MCではダラダラ話しつつも、最後の最後にはなんだかんだで上手い具合に場を盛り上げるのが、このバンドは上手だなあと思う。
親近感のわく身近な嬉しさみたいのを持ってきてくれる。
ナッシングスとかハイエイタスとかはどっちかというとエモめの路線でバンド活動を後押しするようなスタイルのMCをする印象だが、このバンドはそうじゃなくて、なんというか、うまく言葉で表現できないのだが、「日常の中にある」という姿を見せてくれる感じがある。
今回も、「最後に新木場でやるってことを知らなかった」って話になったとき、ホリエさんが「みんなテナーのこともっとちゃんと覚えてて」って話をして、ひなっちが「テナーのことめちゃくちゃちゃんと考えてるよ」みたいなことを、別にエモい感じではなく普通の会話のトーンで言っていたのだが、例え本人たちがまったく意識していなかったとしても、ああいうのがファンの心には結構刺さるものなのだ。
何気ない日常にあるストレイテナー、というのを感じられた個人的には嬉しかったね、あれは。
そういうのが多いからこのバンドのMCは楽しい。w

Zepp Haneda

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f:id:rmrmrmarmrmrm:20211129233901j:plainZepp Hanedaは、なんだかんだで初めて来た。
まじに空港のすぐ近くにあるので、飛行機が飛び交っている。
そのときの音が滅茶苦茶うるさかったので、外でダラダラするには向いてない会場だと思った。
そもそもコンビニなどもなく、周辺にある店も(COVID-19の影響もあるだろうが)20~21時には閉まるという状況なので、ライブ以外にすることがない場所という感じだった。
探せば色々あるのかもしれないが…

場所柄、きづらい(遠い)という人も結構いたようだ。
確かに埼玉やら千葉やらからくるにはすごく来にくい場所だと思う。
一応横浜人である俺的には比較的交通の便はよくて、東神奈川か横浜あたりで1回乗り換えるだけで来れるので、新木場やらZepp Tokyoやらに比べれば正直全然行きやすい部類にはいる(まあどっちもなくなっちゃうけど…)
ここならガンガンライブしてもらって構いませんよ各バンドさんら!!

Zepp Yokohamaは酒類提供してなかったが、ここはしていた。
もしくは最早ライブハウスでの酒類提供も解放された、のか?(もう今ではZepp Yokohamaでも酒提供している?)
ただ今回はアクエリアスにさせていただいた。
昔のようにモッシュモッシュこんちには(?)のスタンディングライブではなく、固定席・声出しNGという環境下のライブなので、正直昔に比べると全然汗をかかない。
ここで酒を飲んでも昔のように汗がデトックスしないのだ。
むしろ酒を飲んでしまったことでトイレに近くなることのほうが懸念されたので、酒はやめることにした。
加えて、一応ダイエットしているというのも理由にはある…が、メインの理由は上記である。
というか今後COVID-19の影響が続くライブであれば、酒が提供されているライブハウスであっても、酒は飲まないと思う。
飲むとしても終演後かなー。

その他

今回、久しぶりに、「ライブ後にライブハウス周辺で友人らとダラダラ話す」っていうのをやったんだが、これがとても楽しかった。
実際、そもそもTwitterでテナー仲間を探したのも最初の目的はそういうことをするためだったので、「こういうことしたかったんだよな」という感覚を久しぶりに実感できた。
COVID-19以前は普通の光景だったんだが、COVID-19以降はこういうのも気軽にできなくなってしまっていて、非常に残念だっただけに、久しぶりにまた行うことが出来て嬉しかった。
ワクチン接種したという事実や、感染者数が激減しているという社会的背景も、その辺を緩和させているものだろう。
また新たな変異株(オミクロン株)が出てきてるとかで若干雲行き怪しくなってきてはいるが、良い傾向だと思うので、このままこの状態がキープ、あわよくば復活に向けて加速していってほしいものである。

そもそもダラダラ話をしたくなったのは、テナーの話だけではなくて(メインはこれなんだけど)、テナーのツアー終了直後に以下の2つの重大発表

  • ACIDMANが2回目のSAI開催を発表
  • the HIATUSがJive Turkey Vol.6(いわゆる「大人ハイエイタス」)を発表

があったことも起因しており、この界隈的にも少なからず「刺さる」話であることは間違いないので、これは語るしかねーだろという雰囲気が出来上がってしまうのは当然の流れだった。
個人的にはテナーのツアー直後になんて間が悪いんだと思ったのだが(感動の方向性がぐちゃぐちゃになってしまうw)おめでたい話なので仲間と素直に感動を分かち合いたい。
全然テナーとは関係ない話なのだが、こっちはこっちで重要なので、今後の動向に向けて重点チェックしていきたい。

どうでもいいこと

どうでもいいが、今回、久しぶりにセトリを暗記していた。
昔、それこそ10年位前は、比較的簡単にセトリ暗記できていたのだが、最近は短期記憶力が落ちたのか、全然暗記できない(そもそもライブに夢中で記憶することを放棄してしまう)のと、俺が暗記してようがなかろうが、ライブ後には比較的すぐに誰かがセトリをあげてくれるので、わざわざ暗記する必要もないと思い、余計に「セトリ暗記」から離れてしまった。
今回も別にセトリ暗記しようとは思わなかったんだけど、なんとなく最初から曲を暗記していたら、最後のほうまで全部把握しきりたくなって、結局最後まで全部覚えてしまった。
俺はセトリ暗記するときは毎回「曲の省略名」を自分なりにつけて、一呼吸入るブロックごとにそれをくっつけて、「なんとなく語呂のいい感じに仕上げる」ことで脳に定着させるようにしてるんだけど、今回も基本的にはそれに倣ってセトリを記録していった。
そのときの脳内での記録文言が以下である。(以下は本編終了~アンコ直前の間に記録していた内容を忘れないように一気にメモに書き出したものw)

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殴り書きで書き出したので所々滅茶苦茶だが、大体なんとなくわかると思う。
例えば「最運グラフ月泳ぐ」は「彩雲」「Graffiti」「月に読む手紙」「泳ぐ鳥」を指している。
(実際には「月に読む手紙」で一呼吸置かれていて、「泳ぐ鳥」から先は次のブロックって扱いだったが、語呂がいいのでくっつけている)

「フリーズ冬パロ6なら鰤」も我ながらなかなか良くできている。
特に「さよならだけがおしえてくれた」を「なら」だけで無理矢理覚えたあたりが冴えている。
この技は今後も積極的に使っていきたい。

「ガラクタ週末宇宙群」、これは自分で言うのもなんだが非常によく出来た語呂で、今回のセトリ暗記内の語呂だと最高のセンスを誇っていると自画自賛している。
Little Miss Weekendを「週末」とだけ言い換えたあたりもよくやったとほめてやりたい。(昔のように酢拳でもよかったかと今にしては思うが)
最後の「群」は「流星群」を指すわけだが、これを「軍」にして「ガラクタ週末宇宙軍」とすると、なにかB級映画のタイトルかのような可能性すら感じるワードである。

「11メロスト七夕カット絵具」は限界が来ている。
これ以上簡略化することができなかった。
メロストとかそのまんまだし。
最初「カット」の部分は「No」にしていたのだが、「NO~命の跡に咲いた花~」と被ることをふと思い出し、急遽「カット」に変えた。
本当にどうでもいいが。

「叫ぶシーwords」はそのままである。
また、アンコの2曲は載っていないが、これは最後にやった曲な分だけ記憶に残っているので、あえて書き出していない。

こんな感じでセトリを暗記している。
人によって暗記の仕方は様々だと思うし、そもそも暗記なんかせず1曲ごとにスマホに記録している人もたまに見かけるので(個人的にあれはどうかと思うが)個人的にはこのやり方が一番確実なのである。
ついでの余談なので言ってしまうが、ここから言えることは、一部の曲を除いて、先頭の数文字・あるいはタイトルの中の一部の文字だけ取れば、テナーの曲はユニーク(一意)にできるというテクニックである。
上述したような「No Cut」と「NO~命の跡に咲いた花~」とか、「SAD CODE」と「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」とか、「Magic Words」と「Magic Blue Van」とか、そういうのはあるので、一概には言えないのだが、大抵の曲は先頭あるいは一部を取り出せば一意にできる。
ほぼすべての曲名をある程度正確に記憶しておいて、イントロ数秒で大体どの曲が来たか分かる程度のマニア度は必要だが、テナーのライブに来る人は大体みんな同じレベルのマニアなので(良い意味で言っているw)、やろうと思えばそれほど苦にはならないはずなのである。
セトリを暗記してあげている人の多くは、アプローチの仕方は異なれど、大体似たレベルの記憶量・知識量で同じようなことやっていると予想している。
そうであってほしい。