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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【フェス】ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022 (8/11)

いってきたぜロッキン!


はじめに

インスタでも書いたのだが、コロナ第七波がきて感染者数が急増していることや、連日猛暑日熱中症警戒アラートが連発されていることなどから、正直最後まで行こうかどうか迷っていた。
加えて、連日出演バンドのコロナ感染による出演枠の交代やキャンセルが相次いでおり、「目当てバンド(テナー等)でこれ起きたら…」という危険性を考えると、どうしても及び腰になってしまっていた。
しかし、数少ないテナーを(しかもフェスで)見る機会だということで、ここは行っておきたい!と思い、意を決して行ってきた。
ひたちなかから蘇我に会場変更して多少行きやすくなったしね(それでもDoorToDoorで2時間くらいかかるので遠いっちゃ遠いんだが)

ちなみにロッキンとしては個人的には2018年以来4年ぶりである。
今年はJAPAN JAMにもいかなかったので、蘇我スポーツ公園行ったの自体も2019年のJAPAN JAM以来3年ぶり。
まあコロナ禍のせいで夏フェス自体久しぶりだけどな。

お目当ては勿論テナーである。
ただテナー以外にもバクホン、9mmが出るということで、この日はなかなか魅力的な面子だった。
実際にはそれ以外にも(ガチらないだけで)楽しんだので、十分元取れたと思う。
いってよかった。

現地到着~諸々

当初面子の出番が夕方以降に集中していたのと、1日目・2日目で大混雑している様子のツイートが結構見受けられたので、そういった混雑を避ける目的も踏まえ、「まあ昼過ぎくらいに着ければ全然余裕だろ~」と思って、割とノンビリ来た。
現地到着が13:30過ぎくらいだったかな。
目当ての最初のバンド、バクホンが16:05~なので、飯+物販を済ませて、現地うろつくくらいの時間の余裕はあるだろ~と思ってた。

ただ、この時点でなんとクローク+コインロッカーが売り切れというまさかの事態になっていることに気づかされる。
フェスでクローク売り切れるってそんなことあり得んのかと思ってちょっと衝撃だったのだが(友人にあとから言われてそういえば思い出したが、かつてぴあフェスでもそういえば売り切れていた…)
よく考えたらモッシュモッシュするような状況のライブでもないので、まあだったら荷物持ちあるけばいいか~と、割と軽い気持ちで諦められたので、結果オーライである。
コロナ禍以前だと結構死活問題になっただろうけどな…最近の特殊事情だとこの辺すんなり心の整理がつくのは怪我の功名というか、本来的には良いことではないんだけど、結果的には良かったな~と思ったりしている。
まあ預けられるなら荷物預けたほうが絶対いいけどね。。

知らなかったのだが、どうやらこの日、午前中に一時的にゲリラ豪雨に見舞われたらしい。
俺が現地着いた時点ではカラッカラの夏の陽気で、数時間前に雨降ったなんて信じられんような状況だったが、現地いた人のツイート見ると結構な雨だったようだ。
そういう意味では、遅れて到着したのは(結果論だが)正解だったともいえる。
あと、テナー前の待機時間で一瞬パラパラと非常に弱い雨が降ったが、まあでもそんな程度だった。
というかそもそも、ロッキン最終日が台風で中止になったことを踏まえると、一時的なゲリラ豪雨で済んだだけであとはほぼ雨に降られず開催できただけでも、この日は良い方だったといえる。
色々運が良かったんだろう。


現地到着時点でPOLYSICSがGRASSでライブ中だった。
POLYSICS超懐かしかった。
そもそも「ポリシックス」って名前自体超久しぶりに目にした気がする。
というかライブで見るのは多分初である。
バタバタのやつ(?)とか、曲はちょいちょい知ってたけど。

POLYSICS自体、なんかのバンドの交代枠で急遽出演が決まったんだよね、たしか。
元の枠誰だったか覚えてない。。
そもそもオリジナルから2回くらい交代があったような…この辺、交代通知が多すぎて最早覚えていない。
お目当てのバンド以外ほぼ注目してないからな…
しかし、急遽出演が決まったというわりに、超懐かしいこのバンドのライブを一瞬でも見ることが出来たのは良かった。
POLYSICSは正直自分からライブに足を運ぶことはないだろうから、こういうフェスで見たという記録を作っておくのは貴重である。


POLYSICSを横目に飯エリアまで移動し、とりあえずフェスの定番、ハム焼きを食すべく、店を目指す。
しかし14:00前後はフードエリアはハム焼きに限らずどこも鬼のような長蛇の列。
恐らく同じように昼飯タイムにしようと考えている人たちが多く集中していたのだろう。
40分ちょっと並んでようやく購入。
こんなに並んだんだからハム焼きだけじゃ足りねえぜということで勢いで常陸牛焼も買っちまった。うまかった。



ハム焼き購入後にアリーナのあたりに移動して食ってたんだが、アリーナ下にある出店のほうは、外に出てる屋台に比べて人待ちが全然いなかった。
単純に飯を選ばず、腹の足しになるもん買えればいい、というだけなら、外の屋台よりアリーナ下のほうの店狙ったほうが良いはずである。
来年以降も蘇我でロッキンならこれは覚えておいたほうが良い知識だと思った。
まあハム焼きは外だったし来年以降も外に出る予感しかしないので、あまり役に立たない(役立たせる場面がない)かもしれないが。。


その後もうちょい時間はあったので、物販を済ます。
アーティストグッズもみようと思ったんだが、上述したようにクロークなしのため荷物を持ち歩く必要があったこともあり、あまり多くは購入はできないと思ったのと、そもそもテナーのグッズとかなら後で買うだろうしなと思い、オフィシャルグッズだけにとどめた。
それもTシャツとフェイスタオルだけ。控えめ。




そんなことをやってるうちに最早15:30過ぎくらいになってしまい、余裕だと思っていた割に思ったより時間がなくなっていて焦る。
急ぎバクホンに向かう。

THE BACH HORN

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ユートピア
シンフォニア

希望を鳴らせ
コバルトブルー
太陽の花
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そもそもライブ始まる5~6分前に岡峰さん・栄純さん・松田さんの3人でサウンドチェック兼ねてガッツリセッションしてて、なんならあれがこの日のバクホンのライブの最初の曲だったと思えるレベルだった(というか個人的にはそう解釈している)
バクホンのライブは最近全然行ってなく、最新アルバムもとりあえず入手はしているがそこまで聴きこんでいるわけではなかったので、その点は予習不足だったと反省。
しかし「罠」「コバルトブルー」等往年の名曲のイントロが始まった瞬間はかなり湧いた。
特にコバルトブルーはヤバイ、久しぶりにライブで聴くっていう背景もあるからかもしれないが、麻薬かと思うくらい脳汁がドピュったのを今でもよく覚えている。
あれやべーよ本当に、音にヤク入ってんじゃないかまじで???
後述する9mmのPunishmentもそうなんだけど、イントロっていうか開始前のドラムビート段階(曲はいる前の「儀式」的な状態)で既に「煽られて」いるので、曲入った瞬間の「湧き」がヤバイ。
久しぶりに体感できて満足だ。

コバルトブルーきたのでラストは「刃」かと思ったけど、「太陽の花」で〆るのは個人的に意外だった。
これ最近だと定着したのですか??(ライブあんまり行かないからよくわかってない)
CDJ1920でもこれラストだったんだよな確か。
いや、個人的に好きな曲なので来てくれるのは嬉しいんですけどね。

ステージ規模からすると仕方ないかもしれないが、もう少し曲数聴きたかったところはあったな。
個人的にかなり湧いたライブだったので、少し物足りない感じがあったのが、唯一残念なところだった。
バクホンレベルだともう少しデカイステージでもいけただろうに、勿体ない。

9mm Parabellum Bullet

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(SC)(teenage)Disaster
(SC)コバルトブルー(サビ)
Black Market Blues
名もなきヒーロー
新しい光
All We Need Is Summer Day
Discommunication
太陽が欲しいだけ
Punishment
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バクホン終わり10分後のスタートという忙しい連続ライブ。
バクホンすぐ隣のステージだったので移動に苦労はしなかったが、10分しかなかったので前のほうには行けず。
残念ながらちょっと後方で見ることになった。

9mmもそうなんだが、サウンドチェック段階で既にライブが始まっていた。
バクホンの場合はセッションがあっただけだったが、9mmはサウンドチェック段階で(teenage)Disaster1曲やりきっていて、最早完全に持ち時間+α分の演出している。
個人的には役得だったので良かったがw
何よりそのあと、やはりサウンドチェックの範囲でコバルトブルーをサビだけ演奏して、これがヤバかった。
先ほどこの曲に薬付けにされたにも関わらず、9mmでまた脳を犯されるという、謎の体験をしてしまった。

バクホンもテナーも9mmもそうなんだが、ステージ規模が小さいので持ち時間が少ないんだよね。
だから正直、「物足りない感」は出てしまっており、その分、こうしてライブ開始前に1曲やってくれる演出は、観客的には非常にありがたい。
個人的にこういうことするの細美さん(ていうかハイエイタス)くらいだと思っていたので他バンドがやるの珍しいなと思ったのだが、これを機にもっとこのムーブメント広まって欲しい、まじに(特にテナーw)

9mmは最近も一応ワンマン行ってたりはするんだが、フェス仕様は久しぶりで、そういう意味ではフェスの9mmはCDJ1920以来かもしれない。
スタンディングでガッツリ自由に楽しめたのは久しぶりだった。
願わくばモッシュありならもっと楽しめただろうが…まあこれはこのバンドに限った話ではないし言ってもしょうがないので、いつかまたそれが復活するまで待つしかないね。

新曲「All We Need Is Summer Day」は音源で聴いたのとちょっと印象が違ったな。
良いか悪いかということじゃなく、単純にちょっと印象が違った。
声出しNGモッシュもなしという状況下だとちょっと判断が難しい。
新曲である分だけ観客の認知度が少なかったようで、若干盛り上がりに欠けた部分はあったと思う。
ライブ向きの曲だとは思うので、個人的には、今後レコ発ツアーのワンマンではガッツリ堪能したい(行く予定です)

上でも書いたが、「太陽が欲しいだけ」と「Punishment」は、開始直前の脳汁分泌量がヤバイ、これもコバルトブルーと同じで少なからず音にヤク入ってると思う(?)
Punishmentは特にそうで、イントロというか開始前のあの静かなるギターの立ち上げが既にそれを増長するのだ。
隣のほうにいたニーチャンが思わず声上げて、横目で見る限りツーステしてたし、俺は俺でヘドバンしてたし、いやあ盛り上がってんなという感じ。
モッシュ全盛の頃の光景が目に浮かぶようだった。
いつかまたモッシュダイブありでライブを楽しめますように。

マキシマムザホルモン

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maximum the hormone
恋のメガラバ
シミ
爪爪爪 (with R-指定)
ぶっ生き返す!!
恋のスペルマ
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9mm後、テナーまでは少し時間が空くので、この間に水分補給するかと、ついでにホルモンを見るかと、LOTUSのほうに移動。
ポカリの列に並んでる最中にホルモン開始。
ちなみにどうでもいいがポカリの列は「現金」「キャッシュレス」で列が分かれていたが、なぜか現金のほうが早いということで(個人的にも現金のほうが都合が良かった)現金で購入。
前のほうに並んでる人も不思議がっていたが(なんでキャッシュレスのほうがむしろ時間かかるんだよ、みたいな。個人的にも同意である)なんで現金の方が客捌きが早かったのか謎である。
なんかトラブってたのかな?

LOTUSステージの規模だともう少し持ち時間あってもよさそうなもんだが、思ったより短かった。
実際振り返ると6曲しかやってないし、そもそもライブだといつもやってる謎の演出がなかった(ロッキンの山崎編集長を顔画像使って麺カタコッテリしてたくらいw)ので、ホルモンにしては珍しい、「正統派ライブ」をしていた気がする。
個人的には演出控えめでもっとがっつり曲やってくれてええんやで派なので、毎回こういうのでいいんだがw

あと、R-指定を紹介する前のダイスケはんのMCも、「21年目にして生まれ変わったロッキンの大海原に、ともに乗りだしてくれる同志を紹介する」みたいな感じのMCで、つまりなんか別人かと思うくらい真面目で、ホルモンらしくないなと思ってしまった。
あんなエモ目のMCすることもあるんだねホルモンって、いう感じで、新鮮。
Creepy Nutsは正直全く知らないので、出てきたときは「誰?」と思ってしまった。
R-指定という名前は知ってたので、「あーこの人がそうなのか」という感じ。
個人的には前知識がないのでその程度だったが、周辺の人はR-指定が出てきた瞬間超湧いてたので、単純に俺が世間知らずなだけかもしれない。
1曲しかコラボしなかったが、どうせならもうちょっとコラボすればよいのにと思った。
まあ持ち時間が少なかったからそういうわけにもいかなかったのかね。
ホルモンだしLOTUSステージだし、もう少し持ち時間長めに取ってあげてもよかったのではないか??

上でも書いたが正直ホルモンはガチるつもりはなかったので、買ったポカリ(とマッチ)飲みながら横の方でスクリーン見ながら見ていた。
なんだかんだで全部見ちゃったのでそれなりに楽しんだわけだがw
そして、9mmのときと同様かそれ以上のヘドバンをしたせいか、肩から首にかけて筋肉痛になった。
ホルモンのライブは良い運動になる。(?)

ストレイテナー

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Melodic Storm
From Noon Till Dawn
宇宙の夜二人の朝
叫ぶ星
シーグラス
REMINDER
彩雲
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お待ちかね、大トリストレイテナーだ!
このためだけに蘇我に来たといっても過言ではない、生命のガソリン!
待っていたぜ!!

開始前のホリエさんのMC「3年間、止まってた時間が動き出した。ただいまロッキン!俺たちストレイテナーって言いますよろしくお願いします!」がもう既に相当エモい、エモ味が限界を突破している。
念願のワンマンかと思うくらいのメッセージ性が込められている。
その後の「宇宙の夜~」開始前の「この3年間で作った曲をようやくロッキンで披露できる」みたいなMCも、このフェスに対する「愛」というか、強い思いを感じた。
エモい、エモすぎるよストレイテナー

個人的にはヨシヒコの久しぶり感が強かった。
調べてみたらDrawing Tourで聴いてたらしいけど、それでももう3年前だからな…
少なくともコロナ禍のライブでは聴いていないので久しぶり感が強くなったんだと予想する。

あとフォロワーさん言ってたけど途中の「今だったら言える、この世は素晴らしい」の部分、「ロッキン最高だぜ!!」とかに変えてくるかなと密かに期待してたんだけど、そんなことにはならなかったなw
バクホンシンフォニアで「帰る場所ならロッキンジャパンにあるから」と歌詞変してて、9mmもBlack Market Bluesで「218秒かけてロッキンジャパンにたどり着いたなら」と歌詞変してたので、その流れ(?)でこっちも来い!と期待してしまった。
別にしなきゃいけないルールがあるわけでもないのだが、こういうのあると無駄に(?)盛り上がるから個人的には好きである。
冷静に考えると文章的に意味不明だったりするのだが、そういうのは関係ない、盛り上がるかどうかのほうが重要なので、フェスっていうかライブの限定のノリなので、普段はない体験ができるという意味で貴重だと思っている。

REMINDERも良かったな。
エモさが数倍増した。
シーグラスラストに持ってくるかと思ったらちょっと早めにもってきて、そこからのREMINDERは、個人的にちょっと予想外の流れで、それだけに感情が揺さぶられた。
これも感覚的には久しぶりだった気がしたんだが調べてみるとApplauseツアーで聴いてたからそうでもないんだよな。
まあテナーのライブ自体数が少ないから1回1回のこうした機会が貴重で、その分強く脳裏に刻み込まれるのかもしれない。

ラストに「彩雲」持ってくる采配もまた、テナーらしくて良いシメだった。
日が沈んでからの、野外のライブで、ラストにこういうミドルテンポの優しい曲持ってくるのは非常に良いと思う。
なんというか、とても強く心に染み入るものがある。
その意味では、バクホンでも9mmでも出せない、テナーならではの持ち味だと思っている。
言葉に出来ないエモさが溢れる。。
この日のテナーは本当にエモかった…

そして終演後、スタッフがステージの片付けに着手するなか、鳴りやまないアンコールクラップ、あれは非常に良かった。
正直、「このステージはテナーで最後なんだし、意外にワンチャンあんじゃね?」みたいな、都合のいい夢ストーリーを予想していたところは、俺にもある。
スタッフが片付けしてる様子見るに、どう見てもアンコはない…ないとわかってはいるんだが、それでもなお「0.1%でも可能性があれば…!」みたいな、まるで漫画で起きる奇跡みたいな展開を信じて、ひたすらクラップをする会場の観客、あの光景はとても感動的だったね。
結局アンコはなかったわけだがw、ああいう光景が見られたのは良かった。
OJも後で「拍手が続いてたの聞こえてたよ!」ってツイートしてて、この思いが伝わってくれたのかと思うと、良かったと思わずにはいられない。

バクホンが6曲しかやらなかった中、テナーもそれくらいになるのかと思っていたところ、MC控えめで7曲もやってくれたので、これは個人的に予想外というか、役得だった。
体感的にもバクホンに比べるとライブ時間が少し長めだった感想がある。
あとはバクホンや9mmがやってたみたいにサウンドチェックで1曲サービス、があると個人的には嬉しいです、ご検討いただけますと幸いです。(?)

ちょっと話題は変わるが、この日、見てる限りでは、結構テナーT着てる人いたんだよな。
俺自身がテナー目当てで、かつテナーTを着てるっていうのもあり、同じ目的の人=テナーT着てる人に目が行きがちだったというのはあるかもしれないが、それでも割とテナーTの人いた気がする。
正直いってこの日の面子でいえば、まず第一にバンプ、並んでホルモン・10-FEET(とそれだとわかる京都大作戦T)が大多数であり、テナーは少数派だというのは一般的見地から予想が簡易なのだが、それでも(その割に)テナーTの人口は多かったように思う。
あの規模の割にテナーT着てる人の人口の多さは、良い意味でちょっと場違いというか予想外というか、個人的にはそんな感想だった。
同じ目的の人が多くいるのは嬉しいものだ。
まあこれはテナーに限らず他バンドT着てる人も全員同じだと思うけど。

BUMP OF CHICKEN~帰宅

バンプ終わりまで残って帰ると混雑状況がエラいことになると予想されたため、もともとバンプは最後まで見る気はなく、途中で抜けて帰るつもりだった。
最後に軽く飯食っとくかと思い、こちらもフェスの定番(と勝手に俺が持ってるだけで実際どうなのか知らないが、ロッキン系フェスでは毎回見かける)ナインゲートバーガーを購入。
ちなみに、昼間ハム焼きで40分並んだ飯も、この段階では待ち時間ゼロ。。
LOTUS脇のベンチで食しつつ、バンプが始まったのを聴いていた。



その後ステージ脇まで移動し、遠くから少しだけBUMPを鑑賞。
ちょうどこのタイミングで「K」と「天体観測」を聴けて、もうすでにこの時点で大分満足してしまった。
特に「K」はこの日、しかもフェスで聴けるとは全く予想していなかった。
これ2ちゃんでフラッシュが流行ったころに聴いたのが初体験なので、もう20年以上前だぞ。。
バンプのライブのセトリ事情を全く知らないので、個人的な懐かしさのみがこの曲のレア度の測定尺度になるしかなく、単純に「物凄いレアな日に遭遇したんじゃないか?」と勝手に盛り上がってしまった。
識者に聞いたところでは2018年来らしいので、テナー基準で言うとそこまで珍しいものでもないのかもしれない。
この前のライブで推定10年ぶりに聴いた曲あったからなテナーは。。。
あと「才悩人応援歌」、これも聞けるとは思ってなかったので、非常に役得感があった。
Kには劣るが、最初曲名思い出すまで時間かかってしまったレベルの懐かしさはあった。
シングルカットもされていない、アルバムにちょこっと載っただけの、決して目立つような曲ではないだけに、これもフェスで聴けるとは思わなかった。
実はKよりレアだったりするのだろうか??

このあたりでもう個人的に堪能するだけ堪能したので、帰路に就く。
あとでセトリ調べた限りではアンコでrayやったらしく、これはちょっと聴きたかったが、混雑に巻き込まれて帰らざるを得ないリスクと天秤にかけると、決して勝るものではない。
結果的には良かったと思っている。

ただこの時点で帰路についてる人たちは傍目で見ても大勢いて、同じように考えてる人結構いるんだなと思った。
同じ考えの人のほうが人数的には集中していて、バンプ終わりまで待った方が実は空いてたとかいうオチだったりするのか?と一瞬疑ってしまった。
ただ、俺の場合は電車乗ってみたら満員電車ってわけでもなかったし、海浜幕張あたりで座れる状況にすらなったので、あのタイミングでの帰路選択は多分正解だったと思う。
バンプ終わりの混雑度がどうだったのか知らないが、やはり鬼のようなことになってたんだろうか?

テナー前くらいで既に表面化していたが、汗をかきすぎたせいで、履いてたズボンに蒸発した汗の様子が浮き出ていて「海にでも入ったのか」と思えるような状況になっていた。
一応着替えも持ってきてはいたものの、最後まで着替えることなく過ごし通してしまったのだが、こんな状況なら途中着替えても良かったなと後になって振り返っている…

写真等

  • グッズエリアの写真

  • スカーフのテント?みたいなやつの写真

  • なんかの旗の写真(これロッキン用に設置したものなのか蘇我スポーツ公園にもとからあるのかわからん。後者?)

  • タイムテーブル振り返り

おわりに

無茶無茶暑かったし滅茶苦茶疲れたが、しかし楽しかった。
「夏フェス」を味わった気がする。
この「味わった」という体感が大事なのだ。
音楽だけではない楽しさがフェスには合って、こと夏フェスに限って言えば、こういう風に、グチャグチャの汗だくになって歩き回って音楽やら飯やらをただひたすら楽しむというのが、夏フェスの醍醐味だと思う。
行くかどうか迷っていたものの、結果的には行ってよかったと思っている。
まあ確かに暑さによる疲労感はすさまじく、面子のばらけ具合にもよるし、何よりコロナの状況もあって、今後毎年行くことを確約できはしないが、可能なら来年も足を運びたい。