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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【Nothing's Carved In Stone】Live on November 15th@Zepp Divercity Tokyo

いってきたぜNovember 15th!!


セトリ

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November 15th
Spirit Inspiration
白昼
Idols
Spiralbreak
ツバメクリムゾン
9 Beat
Brotherhood
Midnight Train
Walk
Damage
Fuel
Milestone
In Future
Like A Shooting Star
Beginning
Out Of Control
The Silver Sun Rise Up High
<EN>
Isolation
Perfect Sounds
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まず取り上げなければならないのはSpiralbreak9 Beatの2曲でしょう!!
これだけでこの日のライブの価値が10年に一度級の超貴重公演と化しているのは間違いない。
なんたって3rdアルバムからの出典ですよ奥さん(?)
記憶にある限り2018年のHINA-MATSURIでTrans A.M.聴いたのが3rd出展曲だと最後なんで、「3rdアルバム」という括りで行っても5年弱ぶりなのだ。
このように今まで何故か敬遠されがちだった3rdからってのがまず凄い貴重なんだが、そのうえそこから2曲も入るとか、これはちょっと個人的に度肝抜かれた。
出血大サービスやでこれは!

あとDamageね。
最後に聴いたのは武道館らしいから4年以上経っている…
収録アルバムの発売年度が違うせいでレア度の印象が少し違うが、4年ぶりとなるとそりゃもうレア曲枠であろう。
これもセトリに入ってくるとは予想していなかった。

ちなみに武道館という意味で言えば、なんだかんだでMidnight Trainも4年ぶりである。
2020年末の配信ライブではやってるんだけどライブで聴いたのは武道館が最後。
久しぶりだったね~。

あとFuel。
これそういえば活動休止宣言前後くらいに配信された曲だった気がするからライブで披露されるの何気に初なんだよな。
なぜかライブ初披露の感覚がなかったんだがそういわれてみるとそうだということを後から気づいた。

それと、レア曲ってわけじゃないんだけど個人的にIsolation聴けたのが良かったな。
相変わらず、声出しもモッシュもない、平和なIsolationだったけど、これ聴くとナッシングスのライブ、って感じがしてやっぱり良い。
この曲聴くたびに毎回言ってる(思ってる)気がするけど、願わくば早く昔のようにこの曲でまた無茶苦茶になりたいものだ。


レア曲云々以外の曲は相変わらずガッツリしたのがてんこ盛りで。
特に最初の4曲による体力消耗度が凄かった。
この日のライブでかいた汗の8割くらいはこの4曲で発汗してると思う。
その後にじわっと冷えてきたのでちょっとしんどいタイミングもあったりした…

そもそも初っ端November 15thくるとは思ってなかったな。
Live on November 15thとか言いつつ「いつNovember 15thやるんだ…?」て無駄に不安になることが結構ありませんかこのワンマンライブ?そうでもない??
2020のときや2017でも本編ラストに位置することが多かったので、初っ端来るのは予想してなかったな。
ちなみにファンクラブ企画で「1曲目予想」をやっていたが(これ前日に気づいたww)、俺は「Beginning」を予想したのだが、これは見事に外れた(セトリには入ったけど)。


ラストLike A~あたりからまた畳みかけるような終盤の追い込みがあり、また汗かいてしまったが、まあこれはいつもこと。
あと毎度のことだけどLike A~のイントロは脳汁の出方がヤバイ。
ドラムをガンガン叩くのに合わせて脳汁分泌量が累乗関数的にアガっていくのを感じる。
「この曲麻薬入ってんじゃねえか」て曲は他バンドにも色々あるが、これもその一種だと思う。

MC

「4月20日にみんなが感じたことと、今俺たちが感じてることは同じだと思う。だからこれ以上は野暮だから言わない」って言ってたの、なんというか潔くて良かったな。
4月20日っていうのが個人的にピンとこなかったんだが、恐らく活動休止の宣言がなされた日なのだろう(なんのライブだっけこれ?行ってないんだけど)
ただ、日付まで名言していたことを考えると、恐らく彼らとしても重い意味を持っていた日だったのだろうと思われる。
一方で、そういう日付をあえて明言したうえで「多くは語らず」っていう感じでスッキリすませたのは、ナッシングスっぽくて良いと思った。
今やるべきことをやるだけだ、というメッセージを感じる。
そうそう、そういうバンドだよな。って感じ。

「各々色々あるけども、ナッシングスが世界で一番カッコイイバンドだと思ってるんで」っていう宣言には鳥肌がたった。
ライブで汗かいたせいで体が冷えただけなのかもしれないし、エモいメッセージに単に震わされただけなのかもしれないが、とにかく鳥肌たったんだよ。
一つの疑いもない確かな自信と、揺るぎないアイデンティティがあり、それをシンプルに伝えてきていたと思う。
あれには心打たれた。
あの瞬間だけは間違いなく世界で一番カッコいいバンドだった。

最後に「メンバー、他に何かいう事ありますか」って聞いたときに、特に他3人発言がなく、「ないってよ。語ることはねえんだ俺たちは、これ以上は野暮だからな!」って片づけたのも良かった。
こんな感じの、ちょっと冗談が入ってるのにエモい感じにメッセージを変換させるの上手だよな村松拓w
別に多分そういう感じのメッセージではなかったはずなのに、結果的に会場にアツイ思いを巡らせてるのがなかなか上手いと思う。
細美さんとかとは違う方面で「心を掌握する術」みたいのに長けてる。
彼のバンドのフロントマンとしてのスキルでもあり、魅力だと思っている。

「来年2月27日にBeginningやります!…………………………(間)……………………………豊洲PITで!」っていうMCも面白かった。
多分あれガチに会場名ド忘れしたというか、出てこなくなったんだろうな。
ああいうお茶目さもまた彼の魅力の一つである。

その他

  • 今回、まずそもそも会場のZepp Divercity Tokyoに行くのにちょっと迷ってしまった。東京テレポートに来るときってここ数年ずっとZepp Tokyoしかなかったので、いきなりDivercityって言われると困るのだ。勿論Zepp Tokyoはもはやなくなってしまったので、東京テレポートでいうとライブ会場はDivercityしかないわけなのだが。最後にDivercity来たのってテナーのFutureツアー以来らしいので、4年以上ぶりらしい。そりゃ迷うよな。東京テレポートの改札出た後、自然と体が左側に行こうとしてしまったのがまずヤバイ(左側はZepp Tokyo)。Divercityは右側なのでね。要するにここ数年東京テレポート改札の右側に用がなかったもんでね。なんというか最早PRGでいうところの「まだ行けない土地」みたいな感覚よ。Zepp Tokyo亡き今、今後Divercityでのライブもちょいちょい増えるだろうから、感覚見直していかないとな、と思った。
  • 花。個人的にACIDMANから花来てたのが意外だった。個々のメンバー間で繋がりあるのは知ってるんだがバンドとして花送る間柄だったのかと。SAI出ちゃえば良かったのにw


    物販は公演後に買ったのだが、まさかの現金精算のみという制限があって、思ったより買えなかった。戦利品はパーカーとロンTの2つ。あとフェイスタオルが欲しかったんだが…通販希望ですSilver Sun

  • Twitterでも書いたのだが、この日のコインロッカーが3031番で、見た瞬間「これ9mmじゃねえか」と思ってしまった。(意識したわけではなくて偶然だった)今度から9mmのライブ行ったときは3031番のロッカー目指そう。ナッシングスだったら1115目指すべきだったなw(多分使われてたんだろうけど)

  • ライブ終わりにいつものライブ仲間と合流。軽く雑談して帰路についた。いつもの、って言っても下手すると年単位で顔合わせていない人もいたので大分久しぶりだったんだが。個々の面子の色々な事情のアップデートがあり、そういうのを知れたのは良かった。特に一点驚愕の事実があって驚いた。そんなことあったのかという。数か月会ってないだけでこういうことが起きてたりするのだ。(個人的に知人にそのレベルの出来事起きた人初めて会ったんだが)こういう「ライブ後の雑談」ができたのは良かったな。コロナ禍前はもっと活発だったが(なんなら「ライブ前」の雑談もあったし)、コロナ禍を挟んだせいで自然消滅気味になってきてしまった。段々こういうのも復活していくといいなと思う。