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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【633】Bier Fest Tour@KT Zepp Yokohama

いってきたぜ633横浜!

 


ストレイテナー

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The World Record
VANDALISM
DAY TO DAY
PLAY THE STAR GUITAR
シーグラス
Lightning
The Novemberist
宇宙の夜二人の朝
冬の太陽
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セトリやばい。。
いやテナーのライブは大体そんな雰囲気あるんだが今回もなかなかにヤバ気なんだ。
個人的にはVANDALISMとPLAY THE STAR GUITARとNovemberistがやばい。
まあ11月だしNovemberistは正直少なからず予想していたんだが(実際最後に聴いたのは去年のCrankツアーw)それでも聴けるとグッと来るよね。
VANDALISMはROCK AX以来なので3年ぶり、しかしその年の(ROCK AXの1か月前の)343で長らく聴けてない状態から急遽復活を遂げ、そのときの感動と衝撃は今も覚えている、というか実際ROCK AXで聴いた記憶より343で聴いた記憶のほうが根強く残っているwあの感動がまた再び!

PLAY THE STAR GUITARはその中でも他と一線を画しており、オレ達ストレイテナーって言いますツアー以来4年ぶり。(一応、TITLE配信ライブで聴いてたらしいが…そういわれてみるとそうだなという感じ)
まさかこれ聴けるとは思わなかったなぁ、上にあるように全体的にセトリ結構ヤバイんだけど、これはその中でも異質で、確かに衝撃度は一番高かった。
まじかこれヤっちゃうのか(一応)人のライブで、って感じだ。

今回のグッズに「STOUT」の名が冠されていることから、PLAY THE STAR GUITARのこの枠はSTOUT枠なのではという勝手な個人的な予想をたてた。
つまりライブ毎にこの枠だけSTOU内の別の曲にセトリ変わっていくスタイルというか…
これは本当に勝手な個人的な予想にすぎないのだが、実際今後のお楽しみである。(全然的外れにの可能性も大いにあるw)
どっかでA SONG~とかSPEEDGUNとかヤラれたら俺は泣き狂ってしまうかもしれないよ。。

ここに取り上げてないんだけど何気The World Recordも久しぶりなんだよね。
BAY CAMP2019とか幕張で聴いたのが最後らしい。
「久しぶり度」でいうとNovemberistより上をいっている。
それまで割とセトリインしてきたイメージから「レア度」の印象が他の曲と違うからなんだろうが、これは体感的にも確かにちょっとレアだった。
やってくれてありがとう!

そんな感じで相変わらず強烈なセトリに組み立ててくるもんだから、「シーグラス」が確かに最早かすんでくるなって話をライブ後に友人らと話して、それは確かにと思って同意してしまった。
他の曲の衝撃が強すぎて定番曲のパワーが不足しているw
メロストなかったのも個人的にちょっと意外だったが、こういうライブだと逆に合わなかったのかもな。
なんとなくわかる。
結果的に上手い具合にバランスの取れたセトリだったと思う。



ひ「ソーセージがライブやる時代ですよ…どうなっちゃってんの?」
シ「あいつら挨拶にきた?」
ひ「まだ会ってない」
のくだり面白かったなw
ひなっちが超自然に「会ってない」って返すところが、まじで「会える」と思ったうえでの発言っぽくて非常にうまくハマっていた。
ひなっち他テナーメンバーと633が『会う』」っていうのは一体どういうことなのだと考えると、もはや哲学とかの領域に入りそうで俺の頭では理解不能に陥る。
正体を隠したヒーローのオンとオフの姿って感じか(実際、間違ってはいない)
その後のシンペイさんの「オレ会ったんだけど軽くメンチ切られちゃってさ…」とかいうのも面白かった。
この「設定」が633とテナーとの公式の距離感なんだねw

Age Factory

初めて見た。
対バン相手は事前にチラッと予習したりするもんなんだが、このバンドに関してはそれもなく、完全に初体験、童貞卒業モードで臨むことになった。

なんでかわからんが「元気のいいパワー押しのパンクロックバンド」ってイメージでいたんだが、全然違ったな。
Twitterでも書いたが「映画」のようなバンドだった。
アクションとかギャグとかじゃなく、硬派だが激しい抑揚のない、人間ドラマとか切ない恋愛系とかの日本映画の、タイトルとか挿入歌とかエンディングテーマとか、そのあたりを彩る感じの曲がよくハマるバンドというイメージ。
淡い青色や強烈な赤色などの、色遣いはシンプルだが緩急のあるステージライトの使い方も、それを増長させていた。
今まであまり見たことないタイプのバンドだったな。

全体的にはエモいが芯にガッツが籠ってる。
曲は全体的にスピーディではなく、どっちかというとミドルテンポの曲が多い印象だったが、音圧と迫力は圧倒されるものがあり、ボーカルのエモいシャウトも相まって場をいい感じに「暴れ」させられる素養を持ったバンドだと感じた。
実際ライブ映像とか見ると割と人飛ばすタイプのバンドっぽい(そういう客層が多いっぽい)が、対バン相手がテナーと633ということもあって今日は大人しめだったね。
ちゃんと曲を知ってから望んでいればもう少し楽しめたかもしれない。

このバンド、Wikiとか見る感じだと3人組らしいが、この日は4人いたな。
サポートメンバーかな?
最近メンバー変わったとか?

印象に残っている曲は「TONBO」というやつ。
良い曲だった。

633

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Drink Up
Sweet Rain
Girls Don't Cry
Aurora
One Summer Day
Rooftop Party
The Great Escape
Million
Radio Song
BOUNDER ADVENTURE (ストレイテナーのCover)
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まずそもそもどんな感じでライブするのかが気になっていたが

って感じだった。
これが彼らのライブスタイルらしい。w
覚えておこう。
逆にいうと薄膜貼れないようなステージ(屋外のフェスとか?)だとこのスタイルでのライブ厳しい感じするね。
ちょっとフェスでも(見れるなら)見てみたい気がするのだが。

ステージ前に貼られた薄膜に、演奏中映像が流され、演出効果を担うと同時に上手い具合にメンバーを姿を隠蔽することに成功しており、「一応」正体不明のソーセージバンドというのを表現していた。
個人的には声やら姿かたちやらプレイスタイルやら見たら、顔面なんか見えなくても誰が誰だかは一目瞭然なんだけど、まあそこは「すげーぜこの正体不明のソーセージバンド!!」って感じで盛り上がっておかねばならないのだ。

最初なんでメンバー紹介します、的なところから始まって、各メンバー自己紹介していくシーン。
ボーカルのSOFT CREAM以外全員声に加工がされているという演出だったようだが、シンペイさんDRUNK MONKEYのとき加工がミスってやり直してた。
面白かったから良かったがアレちょっとかわいそうだったなw
まあ、ああいうのも含めて楽しむのがこのバンドのライブの「楽しみどころ」なんだろうな。

元気のある曲が多いのは音源聴いたときから思ってたが、やはりライブだと盛り上がるな。
声出しNG・モッシュダイブ禁止っていう、コロナ禍スタンダードのライブスタイルだったので、場はかなり平和だったが、Girls Don't CryとかSweet Rainとかがっつりモッシュ期待できる潜在能力のある曲であることは間違いなく、そういう意味では平和すぎたのが少し残念ですらあった。
これは、「そういうスタイル」でライブを味わってみたいバンドだなあ。

音源聴いたときから気に入ってたのはThe Great Escapeである。
これはいいな。
上に挙げた曲と違って、モッシュっぽい曲ではないものの、聴いててグッとくるロックナンバーって感じ。
シンガロングが出来るポイントが複数あるのも良いところ。今回は手を上げて答えるしかなかったが、それでも良い感じで一体感が出ていた。
これは何度もライブで聴きたくなる名曲だ。


あとなんといっても最後の曲「BOUNDER ADVENTURE」は特筆せずにはいられまい。
曲数少ないし、アンコあたりでテナーのなんかパンクとかハードロックっぽい曲出してくるんじゃねーかなとは、正直多少予想はしていたのだ。
それこそSTOUTでセルフカバー済のSINGとかさ。
ライブ後に友人らと話したところでいえば「Last Stargazer」とか。
うんその辺来そうだなって予想はよくわかる。
しかしまさか「BOUNDER ADVENTURE」が来るとは予想できねーだろこれは。
これは予想の斜め上をいくとかそういう次元を超えており、本当にマジでガチで欠片も想像していなかった。
マジかよこれやっちゃうのかよ、って感じ、言葉で書くとそんな陳腐な表現になるが、これは正直今回のテナーでいうPLAY THE STAR GUITARのレア度とかの比ではないくらい衝撃だった。

他の曲と違い、何年振りとかのレベルではなく、この曲自体ライブで聴くのは初である。
UNICORNテナマニに入っていたことを考えると、テナマニ級といっても全く過言ではないのだ。
そういう曲が「テナマニ」を銘打ったライブで聴けるならまだしもこういう(ある意味)ポッと出のライブで突然披露されるってんだからな、心の準備も何もあったもんじゃない。
その分の衝撃と感動・興奮は本当に言葉に言い表せないものがあった。

実際、ライブ後にこの曲のことで友人らと凄まじい勢いで盛り上がってしまった。
Twitterだと自由にセトリの話はできないから、ライブ後にこの感動と衝撃を語り合う友人の存在はまじで貴重。
そもそも、まさにこういうことしたくてTwitterでテナーの友人との繋がりを構築したのだ。
テナー友達がいて良かったと本当に心の底から思った瞬間だった。

公式には(明言されていないものの)作品として事実上封印されているEarly Yearsからの出展というのは、この時代の曲に魅入られた人に希望を持たせてくれる。
インディーズ時代の他の曲もワンチャンいけんじゃねーの!?という淡い希望。
YES,SIR!とかROCKSTEADYみたいに、偶然にも市民権を得て今やもう出世している曲もあるが、まだまだここに埋もれている曲はたくさんある。
そりゃもう聴きたい曲の宝庫だからなEarly Years!
T.W.D.A.A.L.L.AとかSkylub HurricaneとかDRASTIC TRANSPOSITIONとかMOUNTとか、ていうかまあ全曲そうなんだが、とにかくこの時代の曲をライブで聴けるかもしれないというのは期待度が無限に広がってしまう。
これで633の今後のツアーのセトリ最終曲(テナーのカバー)は確実に注視しなければならなくなった。
他会場でのライブは勿論、次に行く豊洲での最終曲にも容赦なく期待する。


その他

  • 戦利品。テナースウェットとタオルと633のキーホルダー。633のロンTはLサイズ売り切れで購入できず。残念。豊洲では是非買いたい。

  • 18時まで仕事してから向かったので、ライブ前にほとんど時間は取れなかった。逆に言えば、18時まで仕事してても、5分前くらいに会場入りできるという証明にもなった。横浜は物理的に近いから良い。このために横浜周辺で一時的にサテライトオフィスの個人スペースを時間借りして仕事しようかなと思ってたくらいだったからな。結果的に余計な出費が出なくてよかった。それはそれとして「サテライトオフィスの個人スペース時間借り」ってのは個人的にちょっとやってみたいのでいつかやるかもしれない。ライブ会場の近くにそんなところが都合よくあるかわからないが。。(特に豊洲とか。あの辺あんのかな)