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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【フェス】HINA-MATSURI2023

いってきたぜHINA-MATSURI2023!!


はじめに

17:00開場17:30開始という、なかなかヘヴィなスケジュールで、開始には間に合わなかった。 Twitter見てる感じだと「平日」「月初」などの事情で同様に間に合わなかった&行くのをあきらめた人もいたらしく、まあ社会人的にはみんな同じ悩み抱えてるんだなあと思ったり。 一応18:00のナッシングス開始には間に合ったので個人的には満足。

Nothing's Carved In Stone

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Deeper, Deeper with タブゾンビ
Spirit Inspiration
November 15th
Gravity
TRANS A.M.
きらめきの花
In Future
Beginning
Out of Control
Isolation
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いきなりDeeperきたのは少し意外だった。おーこれやるんだ、という。別に何か他に期待している曲があったわけではなかったんだが。Deeperは発想になかったな。 そしてここで1曲目にしていきなりタブゾンビ氏参戦。 なんか登場がやや忙しなくて、「もっと準備期間つけて盛り上げてから出てくればいいのに」と思ったんだが、後から聞いた(カチナのときMCで話してた)ところによると「裏で普通に『この曲いいよね~』って柏倉さんと話してた」とのことで、忙しなさの感じはマジだったようだw これが予定外のことだったのかマジにタブゾンビが忘れてたのかわからんが、これはこれでちょっと面白かった。

あとHINA-MATSURIといえばナッシングスでベースがゴリゴリしてるレア曲を聴ける日、ということもあって(?)、Gravity・TRANS A.M.がセトリ入り。 TRANS A.M.は初回のHINA-MATSURI以来、Gravityも武道館以来、どちらも5年ぶりの視聴だ。 レア!! この2曲聴けただけでも十分価値のあるライブだったといっても過言ではあるまい。 (後述するがテナーなんかもっとすごいからね。。)
「きらめきの花」は毎回思うけどワイパーの開始が段々早くなってる(みんなが腕を上げるタイミングが早くなってる)気がするんだよな。 昔(といっても4~5年前だが…)はちゃんと「サビが始まってから」みんな腕上げてた記憶があるんだけど、最近もはやサビ開始の1小節前くらいからもうすでに腕上げてない? みんな楽しみにしすぎてない?? もはやあれ標準になったの??

Out of Controlのラスサビ前の「踊れー!」が、このときは裏声気味で「踊れェ~イ(?)」みたいな感じになってたらしく、のちのホリエさんとのセッションのときネタっぽく言ってた。 気付かなかったなーw そんなのお構いなしに普通に楽しみまくってたというだけな気もするけど。 ナッシングスのライブでは、曲間に発せられる拓ちゃんのシャウトは、基本的にいちいち気にかけていない、というか気にかけてる余裕がこっちにもない、楽しんでる最中なんでね。 これもホリエさんとのセッションのときに言ってたけど、ホリエさんが「何言ってるかわかんないときがあった」って言ってて、それに対して拓ちゃんが笑いながら「それはある、往々にしてある」って返してて、なんだ自覚あるのかよと思ってこっちも思わず笑ってしまった。 最近だとCDJ2223のときの拓ちゃんはマジ何言ってるかわかんなかった(ギターの音にかき消されて聞こえなかったというほうが正確かもしれないが)けどまあ本人も自覚あるなら基本的にそういうもんだということなんだろうw

全体的に、いつもの「カッチリした」ナッシングスのライブに比べて、全体的に少し緩い感じでライブ進行していってた節があり、メンバーとひなっちとの距離感の近さを感じたライブだった。 ファンサイトで4人で絡んでる動画見ると普通に仲良くやってるから、普段(オフのとき)の4人ってまああんな感じなんだろうけど、それと近しいものを感じて、一ファンとしては良かったな。 普段滅茶苦茶カッコイイバンドの素顔って感じというか。 たまにはこういうナッシングスもいい。

ホリエアツシ×村松拓セッション

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Stand By Me(Oasis)
Yellow(Cold play)
悲しみは雪のように(浜田省吾)
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セッションというか、半分以上の時間は単に2人が雑談してるだけのトークショーって感じだった。w ナッシングスのときと違ってすげー緩いキャラの村松拓(「おれはもう本番終わったんで」って言ってたし)と、テナーのMCのとき以上に緩いホリエアツシが、無駄に緩い会話を繰り広げる謎の空間。 あれはあれで面白かったから曲なしで終始トークショーしてても良かったけどな。。

トークの中で「素粒子」の話をし始めて、「宇宙レベルで見たら俺らみんな同じ」とか言ってて、大木伸夫先生のことを連想しなかった人は存在しまい。 俺はむしろあれを聴いてて「あっこれ大木さんがスペシャルゲストで登場する流れだ、やったぞ『あの国まで』聴けるぞ」とかいうところまで一瞬で思考が展開してしまった。 そんなことなかったけど。 あれはいったい何の目的があって実施されたトークだったのだ??w

浜田省吾のとき拓ちゃんグラサンつけて、歌い方を真似てたし、それにならってホリエさんも歌い方真似てて、なんというか「ちゃんと歌う」のは後回しで、普通に2人でネタ楽しんでる感じのほうが大きかった。 まぁこっちも、それまでのネタトークの雰囲気から、ちゃんと聴こうという姿勢よりかは、ネタを楽しもうというモードになってたので、もうそういう感じで視聴していたが。 ここは全体的にそういうコーナーだったなw

Katsina Session

多分、去年のHINA-MATSURI以来2回目。 これ前回も思ったけど、みんな即興で演奏初めて、ちゃんと「曲」に仕上がってくの凄いよなと思う。 土台の出来上がるルートが、柏倉さんのドラム経由・一葉さんのピアノ経由・ひなっちのベース経由と、確認できただけで3種類あって、よくまあ何もないところから曲に仕立て上げられるもんだなと、素直に感心する。 プロの技やね。

あとこのバンド(?)の特徴は、メンバー全員が緩い感じでやってることだな。 一葉さんと柏倉さんは、ハイエイタスでも時々緩い感じだけど、カチナのときはそれよりもっと緩い。 おっさんがどうでもいい世間話してるだけの感じ。 普段各バンドでは見れない一面が見れるという、それもまた魅力的なのだ。

後々ネタにされてたけど、特にこの日はタブゾンビ氏が凄かった。 東京リベンジャーズの真似して「ひなっちのベース聞きてえ奴いる?!」とか言って一葉さんに「もう古い…」ってボソッと突っ込まれてたり、「今日ここにいるやつ全員顔覚えたからな、コットンクラブのライブ来なかったからFacebookで追い込みかけるからな」とか言ってひなっちに「もうみんなFacebookなんてやってないでしょw」って突っ込まれてたり。 なんか「暴走」してた。 酒でも入ってたのかな。 面白かったので良かったけどw

最後の方、タブゾンビがひなっちをやたら煽ってベースソロさせる流れがあって、それに対してひなっちが「えー、やだよーこの流れ超やりにくいじゃん!」って結構本気で困ってる風で、あれ楽しかったな。 ひなっちがあんなに慌てたの初めて見たかもしれない。 アドリブのバンドだからこそバンド仲間にノセられたってことなんだろうな。 あれはテナーやナッシングスなどのバンド活動を通してだと見られなかったのだろう。 レアなものを見た!

ストレイテナー

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The World Record
The Place Has No Name
叫ぶ星
シンデレラソン
宇宙の夜二人の朝
Parody
群像劇
クラムボン・インザエアー
彩雲
シーグラス
From Noon Till Dawn with タブゾンビ
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やはりもうなんといってもThe Place Has No Nameとクラムボンでしょう!! 調べてみると、The Place Has No Nameは2016年9月の品川ステラボール以来約7年ぶり!! クラムボン2017年11月のBROEN SCENEツアー赤坂以来約6年ぶり!! これはまじ想像してなかった。

特にThe Place~のほうは、個人的にレコ発以降恐らく二度と聴く機会はあるまいと勝手に思ってたところがあったので、まさかここで聴くことになるとは全く予想していなかった。 その分、衝撃が凄い。 これ次のツアーのセトリにいれる予定でそうなってんのかな? すごいもん見たよ(聴いたよ)、ほんとに!

全体的な印象として、今回は「体動かす系」の曲が多かったという感想。 The Place~もそうだし、叫ぶ星・シンデレラ・宇宙と、立て続けにガッツリ系の曲をぶち込んできて、テナーのわりに(?)結構体力を要した。 特にシンデレラは、なんかもうなぜか分からないがとにかく無茶苦茶楽しくて、意図せず全力で楽しめてしまった。 あれこそライブで生で聴く曲の楽しさの神髄、って感じでとても良かった。

From Noon~始まる直前に一瞬MCの間があって、ひなっちが開口一番ため息ついて、ホリエさんがそれ見て大笑いして、ひなっちが「さすがにねw」って言ってたのが面白かった。 さすがのひなっちでもそうなのか…(元気そうに見えたけどw) その後ちょっとMCしたのち、ひなっちが「スペシャルゲスト」としてタブゾンビを召喚。 ナッシングスと違ってここではちゃんと登場までの段取りが済んでて、よかったねタブさんと思ってしまった。w

そのままラストのFrom Noon、これもシンデレラに負けず劣らず楽しかった。 なんかもうよくわからないんだけどとにかく「楽しい」んだよね。 音楽に脳みそをつかまれて全力でシェイクされてる感じ?というか。 この瞬間だけは音楽しか存在しない?というか。 ライブで音楽浴びるってこういうことだよな、っていうのを、テナーで久しぶりに実感できた感じ。 楽しかったです!

ストレイテナー&Nothing's Carved In Stoneスペシャルセッション

ドラムセットを2個用意して、ウブさんも出てきて、ひなっちが被ってる以外、完全なるテナーとナッシングスの融合体。 まさしく「テナッシングス」だ!

KILLER TUNE1曲だけだが、誰かが「ほぼウブ」って言ってた通りで、曲全体の中でのギターリフの体感8割程度をウブさんのゴリゴリギターが占めており、ウブさんの存在感がとてつもなく目立った。 あれはもうKILLER TUNE with 生方真一といっても過言ではないレベル。。

いつぞやのJAPAN JAMで、テナッシングスで、KILLER TUNE+Out of Controlやったと聴いていて、今回もそういう構成でいかないもんかと少し期待していたのだが、KILLER TUNE1曲でお開きになってしまった。 そこが個人的に少し残念ではあった。 まあOut of Controlはナッシングス本編でやっちゃってたからな。 だとしても、たとえばRendamanあたりの、ひなっちのベース主張が大きい曲あたりを一緒にやっても良かったじゃん、と思ったりもして。 時間遅かったからな、終電的なものを警戒するのなら1曲が限界だったのかもしれない。 残念。

ひなっちがMCで「来年ナッシングスとテナーでツアーやります」って言ってたけど(現時点で何も決まっていないひなっちの思い付きの発言だが)、あれはまじで実現してほしい。 超俺得なツアーになるに間違いない。 まあ俺の周囲の人らからすると概ねみんなに同様にハマりそうだけども。。 でも是非やってほしいなあ~。

その他

  • 物販が全く買えなかったのが残念。 到着時、物販がら空きだったので、このタイミングで買いそろえちまおうと思ったのだが、テナー・ナッシングス・HINA-MATSURIグッズの3つの売り場がある中、クレカ決済に対応しているのはテナーのみで、他2つは現金のみとのことで、現金の手持ちが1000円しかなかった俺には全くどのグッズも手が出せなかった。。 まあテナーとナッシングスは既に目当ての品は入手済みだし、もとより目当てはHINA-MATSURIのグッズだけだったのだが、これを全く買えなかったのは非常に残念だ。 結構欲しいアイテムあったのに。 あとで通販してくれないかなーと期待している。
  • 何人か同じようなこと言ってたけど、転換中BGMにフルアーマーを使ってるのは良かった。 むしろ意識してる(わかってる)なら、転換中BGMへの採用だけにとどまらず、この日のライブに出させてあげてよと思わないでもないくらいだったが、まあ色々事情があったのだろう。 来年のHINA-MATSURIこそは…と言わず単独でライブしてもらっても良いのでフルアーマーライブしませんかそろそろ。。
  • 転換中にマサナオさんが出てきて適当にMCしてくれたの、個人的に良かったな。 フェスとかでもそうなんだけど、何もなく延々待ち続けるの結構苦痛なんだよね。 腰も痛いし。 でもあのMC時間があったおかげで、転換中の時間が「気づいたら終わってた」ってくらいに体感短く感じられたので、良かった。 ロッキンとかの、ちゃんとしたフェスだとああいうの難しいだろうけどな。 しかし、あるとないとじゃ大違いだなと感じた。
  • お花-専門学校。。珍しいね。あんまり関係性が思いつかないが…