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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【9mm Parabellum Bullet】19 th Anniversary Tour@F.A.D. YOKOHAMA

いってきたぜ9mm横浜!!


はじめに

キャパ考えると正直当たると思ってなかったんだけど(モバイル会員でもないし)、とりあえずダメ元で申し込んでみるかと一般抽選やってみたら普通に当たったのでいってきた。 ただし整理番号は300番台のカスであった。まあ一般で当たってるのはそんなもんだよな。(ただ、後述するがこのテのライブにおいて整理番号はもはや意味をなさないのでまったく気にしていない) むしろ個人的にF.A.D YOKOHAMAに300人も人はいるのかというのに驚いた。公式的にはキャパ380人らしい。 個人的に100人くらいの小箱のイメージでいたので、「そんなに人はいるのかよ」と思ってたけど、俺の整理番号とこの日SOLDしてたことを考えると実際入るっぽい。人口密度鬼だったが。。

セトリ

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少年の声
interceptor
One More Time
Black Market Blues
Answer And Answer
Termination
tear
タイトロープ
荒地
Vampiregirl
Sleepwalk
R.I.N.O
marvelous
Beautiful Target
sector
新しい光
All We Need Is Summer
Talking Machine
<EN>
ハートに火をつけて
(teenage) Disaster
The Revolustionary
Punishment
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マニアックすぎる。。 9mmはテナーやナッシングス、ハイエイタス等に比べるとそこまでガッツリ聴きこんでいないのもあって、「聴いたことあるけど曲名わからん」ってのがちょいちょいあるんだが、この日はそれが容赦なく爆発していた。 まず初っ端の「少年の声」からして「あっ聴いたことあるけどなんだっけこれ」という感じだった。 これ2005年だってよ、バンド的にも超初期作品だろう。ほぼ覚えてなかったww

あと「黄色のアルバム」(マスドレの人が以前キツネツキと対バンしてたときにMCで言ってた言葉から引用)から出展が結構目立つ感じしますな。interceptor、marvelous、Beautiful Targetあたりはそうだし。 (teenage)もTalking Machineも(The Worldにも入ってるけど)黄色のアルバムから。 総じて昔の曲からの出典が多い印象である。 バンド結成の地横浜であるが故、そういう要素を盛り込んでいたのかもしれない。(※勝手な想像です)

実際、「少年の声」は、彼らが18~19年前くらいにFAD YOKOHAMAで初めてライブしたときの1曲目だったらしい。 それのリベンジというか、再現というところだったのだろう。 この日はMCでもそんなことをちょいちょい言っていて、彼ら的にも感慨深いものがあったんだろうと感じた。

「少年の声」「interceptor」「荒地」「vampiregirl」「R.I.N.O」「marvelous」「Beautiful Target」「sector」は初だった。 上で書いたような考察も踏まえて、俺みたいな「ガチではない人」からすると「超コアなセトリ」って印象がある。 9mmのワンマンはこういうの入ってくるから油断できねえ。 その分収穫がめちゃ多い。

個人的に優勝だったのは「荒地」である。 これめっちゃ聴きたかったんだよな。 いい曲だとは思うんだが、曲の立ち位置的にはレア曲に入っちゃうんだろうし、今後聴く機会はほぼなさそうだよな~とは思ってたんだが、まさかこの日ヤラれるとは思ってなくて、これにはマジしびれたぜ。 この曲をリクエストしたというFAD YOKOHAMAのスタッフには金一封を差し上げたいくらい感謝している。いやまじで。 ありがとうございました!!

あと次点で「sector」かな。 これもいつか聴きたいと思ってたんだけど、この日に聞けるとは予想していなかったので、驚いた。 これはFADの看板描いてるアーティストさんのリクエストらしいんだけど(しかし卓郎氏曰く「この日あいついないんだよね」とのことw)、これも「荒地」同様GJと言わざるを得ない。 いい感じのトコついてくれるぜ、やるじゃねえか!と褒めてあげたい。

「訳あってアンコールをちょっと長めにやります」とのことで、アンコールが4曲も炸裂。 この「訳あって」の部分は「後ほどわかる」と言っていたがどういう理由なんだろうか?少し気になる。 しかし、(teenage) Disasterを「セトリ」の一部としてちゃんと聞いたのは何気にこれが初かもしれないw 最近のフェスだとSCでやってるけど、あくまでSCだからなぁ。

9mmのワンマンって他バンドに比べると早めに終わるって印象があり、アンコ含めても1.5時間くらいって印象なのだが、(ラストのアンコール4連発が効いてるのかどうかはわからないが)この日はなんだかんだ2時間くらいやってて、9㎜にしては長いなと感じた。 開始の17:30が少し押して、多分17:40くらいになってたはずだけど、それでも全部終わったの19:35とかだったから、2時間くらいやってたことになる。 あの小箱で2時間9mmをガチで堪能したというのは結構貴重な体験な気がする。 すっげー体力消耗したけど(まじで)、その分強烈に楽しいライブだった。 楽しかったです!!

ライブ

  • 「開始と同時にガチ目の人たちが前方に人民大移動を開始する」って、コロナ禍前のスタンディングライブだと普通にあることだった気がするが、コロナ禍以降失われた文化となってしまった認識だったが(そもそも移動可能なライブがなくなってしまった) この日はそれが普通に起きていて、「おおっコロナ禍前のライブの文化を久しく見た!!」とちょっと感動した。 俺もそのノリで開始早々前方付近に移動したのだが、この文化が復活しているのを肌で感じられて、コロナ禍以前の「ライブ」の姿を、開始時点から体験できたのが嬉しかった。
  • そんなわけで開始からすでに5列目?くらいに陣取り(ライブの激しさで流動的だったので実質「列」という概念は崩壊していたので正確にはわからない)、その後も終始グチャグチャのメチャクチャなライブを堪能することとなった。 これも、コロナ禍以前は割と普通だったが、コロナ禍以降めっきり失われた文化になってしまっていたので、あんなメチャクチャなライブは本当に久しぶりだった。 汗だくになってぶつかり合い、喚き散らす。 3年近く離れていた「ライブ」という文化の久々の復活を見た。 あれこそ求めていた「ライブ」の姿だ。 それをあの「ザ・ライブハウス」って小箱で体験できたのもまた良かった。 あれは久しぶりに本当に楽しかった!
  • ただ、強いて言うなら、陣取っていた前方付近は、人が密集しすぎていて、身動きがほぼ取れない状況が延々続いていて、なんというか例えるなら「超混んでるときの田園都市線」って感じだった。 そのため「モッシュ」っぽい「モッシュ」が起きた実感は、正直あまり感じない。 後方からガンガン押されたりするのはあったし、その勢いで前方に無理やりにでも突っ込んだりもしたのだが… って、まあこれが「モッシュ」といえば「モッシュ」なのか。振り返ってみると。3年近く離れているとその性質を忘れてしまうw
  • 見てる範囲で4~5人が前方付近からリタイアしていった。(「通して下さ~い」て言って前方エリアから外にでていった) まぁ、あの圧縮状況だからな、具合悪くなるのも分からんでもない。 実際俺も一瞬だが「これ以上悪化すると気絶するな」ってポイントがあった。 「肺から空気を全部排出した状態で思いっきり肺を押されると簡単に気絶する」というTIPSがあたっと思うが、あの感覚に近い。 ただ見てる範囲では実際ブッ倒れた人はいなかったし、リタイアしていった人らもちゃんと自分の健康管理出来てる分だけ凄いと思う。 卓郎さんも「キツイと思ったら空いてるところに退避してね」と言ってたし、人口密度と暴れ具合にしては(結果的に見ると)優しいライブだった。
  • 高圧縮された人間たちの集団の中にいたし、ライブでもむちゃくちゃになって動き回るもんだから、凄まじい量の汗をかいた。 これはまじにヤバイ、今までのライブの中で一番じゃないかってくらい汗かいた。 汗かきすぎたエピソードでいうと
    • ケツポケにいれてたドリンクチケットが汗でふやけて破れて崩壊し、原形をとどめなくなってしまった。(交換はしてもらえました) 豊洲とかZeppとかデカ目の箱だと「コイン」だからこういう心配はないんだが、FADは「紙」だからな。。水分には弱い。しかし破けちまうほど汗かくとは…
    • ライブ終わってドリンク列待機してるときに、割とデカ目の水滴が頭に直撃したのを感じ、「そんな汗かいたかな」と思ったら天井のパイプから水滴がしたたり落ちているという異常事態で、これは見ていて笑ってしまった。 確かにみんな無茶苦茶に汗だくになってたけど、それが天井のパイプにまで影響するとは。。。
    • 翌日朝に体重計ったら、前日と比べて1.2キロも体重が減少していた。 ほとんどこの日のライブでかいた汗(水分)による減量だと思うが、ライブ後に減った体重量で言うと過去最大だと思う。 夏場にガチ目のランニングしたときそれくらい減った記憶はあるが…ライブでそれを経験するとは…
    また、ライブでかいた汗が終演後の外の状況で急激に冷えて、一気に寒くなった。 ライブ前に物販でロンT買ってたので、なんならその場ですぐにでも着替えたかったのだが、さすがに街中で上半身裸になるのもなんだなと思って、石川町の駅まで我慢して、駅の便所で換装した。(まあ新木場時代は外のロッカーんとこで着替えたりはしたことあるが) ただしボトムスは持ってきてないので、帰り道の間ケツは冷え冷えのままだった。 ライブはくそ暑かったが帰り道は寒すぎる。 極端すぎて風邪引くよあれまじで。。

    そういえば、思い返すと、パーカーとかコーチジャケットみたいの着てたやついたけど、あんな手厚い装備してて暑くなかったんスか?? あのライブでそんなモン着こんでるのって最早拷問だと思う。 まじで危険だよあれわ。

 

写真

  • ステージ

  • ふやけてバラバラになったドリンクチケット


おつかれさまでした。