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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【Nothing's Carved In Stone】15th Anniversary Tour -Hand In Hand-@恵比寿LIQUID ROOM

いってきたぜナッシングスHand In Hand恵比寿!

 

 

 


 

鋭児

ほぼ未予習。後方で大人見していた。 最初はヒップホップのグループかと思ってたがそんなことはなくて、普通にロックバンドだった。 全体的な印象としては、「ムーディーを根底に据えつつ、そのうえにラウドロックとヒップホップを5:5くらいでブレンドしてる」ってかんじ。 表面的には、ボーカルのエモーショナルなシャウトや、リズム隊のパワフルな演奏などで、圧倒されるような感じだが、その実根底に何か芯となる軸があって、そこがブレてない感じがした。 どのバンドにもそういうの少なからずあるんだが、このバンドにもそういう独自の「ブレてない軸」みたいのが伝わってきたのは、個人的に良かったね。 それが個人的に「ムーディ」と表現した部分なのだが、「ムーディー」な部分は、なんというか、表現が難しいのだが、決して過激で直接的ではなく、むしろ難解で間接的で、しかしどことなく惹かれるような妖しく艶めかな雰囲気?というか。 なんかそんな感じの「モノ」が根底にある。気がした。

曲のテンポも、速すぎず遅すぎず、個人的にもちょうどいい。 表面的にはナッシングスの平均的なノリに似ている気がする。ここはむしろ個人的に意外だった(ヒップホップグループだと思ってたもんで)。 上述したようにボーカルのシャウトがなかなかパワフルなのと、リズム隊の音圧はかなり強いので、ハマる現場だと結構フロアが湧きそうだと思った。 モッシュやダイブも普通にあるんじゃないかなあ。 曲を事前にもっとよく予習してれば、もうちょい楽しめたかもしれない。

ナッシングスのときに、拓ちゃんが、このバンドのギターを「空気階段のもぐらみたい」って言ってて笑った。 確かに俺も同じ感想をもったw

Nothing's Carved In Stone

なんと公式がTwitter(X)でセトリ公開している。そのまま拝借させていただく。
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01. Isolation
02. Like a Shooting Star
03. The Poison Bloom
04. In Future
05. PUPA
06. (as if it's)A Warning
07. Ignorance
08. シナプスの砂浜
09. Out of Control
10. Spirit Inspiration
11. November 15th
En. Chaotic Imagination
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注目したいのは「PUPA」と「Ignorance」だろう! ignoranceは2018年3月のMirror Oceanツアー渋谷www以来約5年ぶり、 PUPAは2019年野音以来約4年ぶりだ。 「聴いてない期間」でいうと、ignoranceのほうがPUPAより長いのだが、個人的にはなぜかPUPAのほうがレア感が強く、「初めて聴いた」と勘違いしてしまった。 ただ両方ともブログ漁った限りでは過去1回しか聴いてないので、レア度はほぼほぼ似たようなものだろう。 まさかここで聴けると思ってなかったので感動した。 これは収穫だった。

アンコに Chaotic Imagination持ってくるのもちょっと意外だった。 これ数年前までは俺の中では完全に「レア曲」扱いの曲だったんだが、2019年頃から何故かセトリ登用され始めて以来、密かに地位を確立しつつある曲だと思う。 その点、BLUE SHADOWと近い。(お前ただのカップリング曲のくせになんでいきなりこんなに知名度あげてんだ!?みたいな。いや大好きな曲なんだけどね) 個人的には知名度があがってきてくれて嬉しいし、ついにアンコ張れるほど地位あげてきたか~と感慨深い。 …のだが、それを言うならもっと他にも色々な曲が、そりゃもうここで書ききれないくらい大量にあって、Raining AshとかChain Reactionとか以下略。 とにかくこういう「数年かけてジワジワ知名度あげる作戦」は良いと思うので、今後もしれっと唐突にレア曲持ってきて数年かけて知名度育ててほしいです、頼みますナッシングス。

あと、レア曲ではないのだが、初っ端のアイソレがもうすでにヤバかった。 オニイがドラムのカウント始めた瞬間に脳汁が分泌されたのをリアルに感じた。 バンドとしても2月以来半年ぶりで、 かつライブハウス・スタンディング・声出しあり、という状況下では、恐らくこれがコロナ禍以降では初となるナッシングスのライブ。 そこの一発目を飾るアイソレ。 これは魂に響かないわけがない! この曲に限った話ではないんだが、拓ちゃんもMCで「かえってきたぞー!」って言ってたし、ウブさんもしみじみ感じ入るように会場の声や叫びを感じ取ってた節があったので、バンド側としても感じるものがあったんだと思う。 勿論何度もライブで聴いてはいるんだが、そういうのも相まって、今回のアイソレは個人的にも印象深い曲になった。

それとラストのノベ。 久しぶりのライブハウスのナッシングスの本編ラストを飾るこの曲はやはり「強い」よ。 エモさが通常の数倍になる。界王拳か?? 普段はあまりサビ歌わせたりしない印象なのだが、このときは拓ちゃんもマイク会場に向けて会場に歌わせてたな。 全力で歌わせてもらった。 Don't fear a new day、もう明日は怖くないのだ。

これ以外でも、アイソレ(Now is everything!)やPoison Bloomなどで、何度か会場にマイクを向けて歌わせる場面があった。 拓ちゃん的にも会場の声をしっかり聴きたいという思いがあったのかもしれない。 久しぶりにこういう、なんというか「会場の一体感」みたいのを、ナッシングスのライブで体験したような気がする。 こういうのがあるのはナッシングスのライブのいいところ、というか実際こういうの求めてライブに行ってる感すらあるから、来れて良かった。 今後のライブもすごく楽しみになった。


そうそう、終盤、会場から「ウブさんおかえりー!」って声があがったのに対し、ウブさんが「いやお帰りじゃない、俺もともとナッシングスだから」って返してたのは、何気ない一言だったけど個人的にとても心に響いた。 あれ多分、まじで何の疑いもなく本気で純粋にそう思ってないと出ない言葉だよな。 そういう雰囲気とトーンだった。 極端に例えるなら「1+1=3ですよね?」って聞かれて「いや、2だけど…?」って返事するのとノリが似ていた。 それくらい、ウブさんの中で「自分はナッシングスの人間だ」という確固たる自覚・認識・常識が存在していると確信する返事だった。 ありゃもうエルレやってるやってない関係なくナッシングスとして生きることが日常にある人間だ、間違いねぇ。 エルレでの「誰にも負けないから!」発言で一部TwitterのTLが澱んだりしたが、安心していいと思う。 ウブさんの中で「ナッシングス」という立ち位置は完全に確立されていると再認識できた発言だった。

それにかぶせる形で拓ちゃんが「長井秀和も『間違いない!』って言ってる」とか言ってて笑った。 「トミーさんから(長井秀和は)古いって指摘された」とか言ってたし(俺もそう思ったw)。 長井秀和って最近の若い子知らんだろww 俺らくらい(30代後半)が限界じゃないか?


終演後に、柵に座り込んで顔面を両手で覆いながらガチ泣きしてる女子がいた。 多分ライブで感極まっての嬉し泣きであって、痴漢とかの被害にあっての悲しい涙でないことを祈るのだが。。 前にも書いたことあるが、「ライブで感極まって泣く」って体験が全くないので、こういう感じは個人的に正直完全には理解できない。 TwitterのTL見てると「ガチ泣いた」みたいなつぶやきはどのライブ後にもよく見かけるが、 正直そういう呟きみても、「半分くらいは誇張してるんだろ~」と思う程度にはヒネくれており、そういう感情の理解からほど遠いところにいるんだが、 今回の彼女の涙を見て、少なくとも多分この子の涙はガチだなと、理解に向けて一歩だけ少し歩み寄った。

そういう人の存在や感情を完全否定するつもりはない。 実際ナナイロ名古屋のエルレ後に嗚咽するほど号泣してるにーちゃんを見たのは記憶残ってるし、今回のこの子のことを考えても、そういう人は存在しているんだろう。 むしろそこまでガッツリ泣けるほど感情移入できるのを羨ましいと思っているんだ。 これは嫌味で言ってるんじゃなく、俺にはそういうのを感じ入れる機能が欠如しているか、あるいはあっても大分弱いので、そういうのを「感じ取れる」っていう能力があることが純粋に羨ましい。 そういう、なんというか「感受性」というのか?そういうのを、特にライブ方面に向けて触手伸ばす形で身に着けたい。 自分で意識して伸ばせる能力値なのかどうか知らんけど。。


前方付近は正直かなりスカスカで、ガッツリしてたのは最前列の2~3列くらいといったところ。 それより後ろになると急激に密集度が減って、俺はこの辺りの位置で鑑賞してたんだが、実際のところ周辺20~30cm付近にスペースができる程度まで空いており、大分快適に鑑賞できた。 その分シューティングスターやOut of controlでのジャンプは、いつものモッシュピットに比べるとやりやすくて、これはこれで面白いな、という発見があった。 アイソレで飛ぼうとしてた人がいた(が、失敗した)が、それ以外は見る限りではダイバーが出現することもなく、モッシュっぽいモッシュも見かけず、終始いたって平和なライブだった。

この感じは、ナッシングスにしては珍しいというか、逆に面食らった感じもある。 曲数の面も含め、もう少しガッツリしててくれても良かったな、という物足りなさすらある。 久しぶり過ぎて観客側(俺ら)もノリを思い出すのに手間取った、のか? そもそも当日券出てたようだし恐らくSOLDしてなかったので、完全に埋まってはいなかったんだと思うが。

まぁでもようやくライブハウスにナッシングスが返ってきたという実感を感じられたライブであったのは確か。 このツアーではまだ参戦する場所もあるし、来年の武道館含め、今後もライブで大いに盛り上げてくれるだろう。 これはもう本当に楽しみでしかないんだ! 今後もよろしくお願いしますナッシングス。

その他

  • 戦利品

    Hand In Hand Tシャツ



    フェイスタオル



    とりあえず最低限のアイテムのみ、という形になったが、ロンTとか他にも欲しいのがあったので、次の現場では+α買うかもしれない。。
  • 恵比寿リキッドルームに来るのは、2019年10月にMirror Oceanのツアーで来て以来約4年ぶり。 大分月日が空いてるのもあって、ちゃんとたどり着けるか一抹の不安があったのだが、いざ駅降りてみればなんの問題もなくすんなり現地までたどり着けた。 そんなに回数いってるライブハウスってわけでもないんだが、(少なくとも新木場とかに比べれば少ないほう)、完全に道覚えてるもんなんだなって自分で自分に感心した。 まあでもよく考えたら別に駅からそんなに遠いってわけでもないしな。。 他のライブハウスも、2~3回しか行ってないところもあるが、結構記憶を頼りにたどり着けそうだな。 たまにはそういうライブハウスでのライブに参戦してみるのも良いかもな。

お疲れさまでした。