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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【ストレイテナー】25th Anniversary Rock Band@日本武道館

いってきたぜテナー武道館!!

 

 


 

セトリ

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ネクサス
Little Miss Weekend
泳ぐ鳥
Melodic Storm
Ark
Graffiti
DAY TO DAY
タイムリープ
Braver
Toneless Twilight
宇宙の夜二人の朝
246
From Noon Till Dawn
シンデレラソン
OWL
DONKEY BOOGIE DODO
群像劇
インビジブル (新曲)
シンクロ
Silver Lining
REMINDER
冬の太陽
シーグラス
叫ぶ星
ROCKSTEADY
<EN>
STNR Rock and Roll
羊の群れは丘を登る
MARCH
<EN2>
彩雲
TRAVELING GARGOYLE
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セトリ云々の前にまずそれ以前の話をしたいネタがあって、ライブ始まる前に会場内に流れてるBGMで、開始直前までMPLS Rock and Rollが流れてたのが凄い良かったんで、そのことを書いておきたい。 既にSTNR~が入場曲として定着してしまってるが、個人的にはMPLS~の時代のほうが長いもんで、やはりこれは「テナー始まりの曲」って印象が強い。 こういう、周年を祝うようなでかめの会場で、それを聴けたのは良かった。 しかもその配置がまじにライブ開始直前に設置してるというのがにくい演出だ。(正確にはMPLS~の後に少しだけ別の曲が入ってからライブ突入だったが) もう今回の登場SEはMPLS~だったといっても過言ではないのではなかろうか! これを流してくれたスタッフ・メンバーの計らいに感謝したい。

で、そんなことに勝手に感動していたら、会場が暗転のうえ、STNRも流れず無音のまま(この理由は後にわかる)メンバーが入場し、「ネクサス」のアコースティックVerで開始。 このままアコースティックでいくのか…? …と思ったら2番に入ったところで一気にバンドサウンドに切り替わり、同時にステージ背景にメンバーの姿と名前がドアップで映し出されるという超展開。 すげえ。。 素直に感動した、というか圧倒されたというか。 25周年ライブの開始を想定以上に彩っていた。 この日のネクサスのパワーは、この映像効果も相まって通常比10倍くらい良かった気がするぞ。 界王様が2倍までにしておけって言ってただろうッ! またやってくださいあの演出。 というか円盤下さい。

メロストが結構最初のほうに来たのは意外だったが、そういえば2009年のネクサス武道館のときも、大分最初のほうに持ってきたんだったなというのを思い出して、勝手にエモくなった。 意識してたのかどうかはわからないが、最初の武道館を思い出させる曲配置に、長年のテナーオタクの俺は思わずニヤリとしてしまった。 あとやはり、なんといっても会場全体で大合唱できたのが大きい。 この曲が持つカリスマ性というか、パワーを実感できる。 コロナ禍で長らく歓声が禁止されていたことも相まって、余計に気合が入る。 武道館という大会場で、全員で大合唱できたのは嬉しかった。 というか円盤下さ(ry

あとなんといっても今回特筆しなければならないのはOWLですね!! まさか武道館でこれ聴けるとは思ってなかった。 よく考えたらCRETURESのツアー行けてないので、もしかしたらライブで初めて聴いたかもしれない。 これはマジモンの収穫だった。 ホリエさんが「87位という…あんまり人気のない曲やります」って言って開始したんだが、この87位という順位は、 2013年武道館でVANDALISMを紹介したときに、「おっしゃすげーかっけー曲できたぜ、これは人気投票上位間違いなしでしょ!って思ってたら…まさかに97位。(笑)お前ら絶対ゆるさねーからな!」 って悪態ついてたシンペイさんのシーンを思い出す。 なんか記憶が混濁して当時のVANDALISMも同じ87位に位置してたと勘違いしてたが今さっき見返したら97位だったそうだ(ちなみにKINGMAKERは81位) まあ81位でも87位でも97位でもいいんだが、この辺りの絶妙な順位は、どの範囲で人気投票したとしても、多分確実にいいところ付いてくるとおもう。 マニアック枠の一曲になることは間違いない。 人気投票してわざわざ下位の曲選ぶムーブメントwは今後もやってほしいなあ。

OWLはステージ演出も良かった。 他の曲は照明やバック映像なんかをふんだんに使って全力で彩ってる感じがしたが、この曲はむしろ逆で、そういった派手な演出はほとんどなく、 バックから白いライトで照らしてるだけの非常にシンプルな照明のみで、それが会場側から見ると逆光で照らされてメンバー全員が黒いシルエットのみに見えるような状況を創り出しており、それが印象的だった。 あれはあれでかっこいいな。 また観たい。 というか円盤くだ(ry

新曲はまじで最初「?」で、誰かのカバーかなんかかなと思ってたら、その後で新曲であることが発表されてほっとした。 「なんの前情報もないままいきなりライブで新曲を披露する」というのを246でやって味をしめたらしく、今回もそれをやったらしい(MC曰く)。 別にいいんだけどでも武道館でやることもないだろw 武道館すら自分らの遊び場というか実験場にしてしまうのは、肝が据わってるというかベテランの風格が漂ってていいですね。 というか音源くださ(ry

アンコールはまたなんかエモいことやってくれるのかなと思ってたら、なんとここでSTNRを流すという演出かまして再登場してきた。 なるほど本編開始のSEにSTNRを使わなかったのはこういう理由からだったのかとここで思い知らされる。 今まで登場SEとしてしかこれを聴いてこなかったが、この日は原曲の通り忠実に、まじで歌詞入りで全部聴いた。 今まで知らなかったが、ってまあライブ版を(登場SE以外で)披露されるの多分史上初だろうから知らないの当たり前なんだがw、この曲だとホリエさんはギターも持たずピアノも弾かず、ハンドマイクで歌うらしい。 多分俺が知る限りでこれが唯一のテナーのハンドマイク曲だと思う。 ナッシングスだと拓ちゃん割とハンドマイクで縦横無尽に動き回ってるイメージあるけどw、ホリエさんのハンドマイク曲はすげーレアなイメージある。 「anytime anywhere, we'll meet each other」の部分でホリエさんが客席側と自分を交互に指さしてたのがお茶目だったw これ、今後は恐らく登場SEとしての起用しかないから、ライブ版として披露されたのここ限定だろうな。 かなり貴重だったに違いない。 というか円盤(ry

MARCH(FOUR PIECE)は、ピアノ弾くホリエさんにだけスポットライトがあたるような形の照明効果が秀逸だった。 ステージのバック映像でライブを彩る他の曲の、ある意味派手で分かりやすい演出に比べると地味だったが、曲のイメージと合っててよくハマってたな。 ああいう照明の使い方はいいと思います。 というか円(ry

MARCHの後、メンバーが何も言わずステージを離れていったんだが、この、「メンバーが何も言わずにステージを離れていく」演出は、2013年武道館の本編終わりと同じなんだよな。 2013年武道館は、ちゃんと曲を締めてから4人がステージから去っていったけど、今回のほうはステージが暗転した状態で、静かに1人ずつ出て行ったので、そこの違いはあったが、2013年武道館を思い出させたのは間違いなかった。 これスタッフやメンバーも意識してやってたんじゃないかなあ。 そんでまあ、この「静かなる終わり」を迎えた時点で、この後の何かを連想しないわけはない。 勿論その通りで、この後ダブルアンコが始まった!

「彩雲」では、ステージにハート形の紙が降り注ぐという演出。 ACIDMANだとよく見るけどテナーだと初だな。 撒かれた量が少なかったのか、見てる位置が悪かったのかわからんけど、手に取るどころかそもそもこっち側に来ませんでした。。 欲しかったなぁ… でもなんでハート形だったんだ、あれw

で、「彩雲」で〆るかと思いきや、「明日(10/16)はメジャーデビュー日なので。メジャーデビュー曲やって終わりにします!」と、TRAVELING GARGOYLE。 そもそもガーゴイル自体久しぶりに聴いたイメージがあったけど、DRAWNINGツアーで聴いてたみたいだね。。(まあそれでも4年ぶりなんだけども) 会場内の照明全開のうえ、4人の姿がステージバックに映し出されるという演出込で、ものすごいエモい仕上がりになっていた。 円盤ください!!

終演後、ステージバックにスタッフロールが流れ、その後「ツアー決定!」の文字が映し出される。 この流れはまさに2013年武道館の終わり際を思い出させる。 当時のように47都道府県ツアーというわけにはいかなかったが、今年のツアーで巡らなかった首都圏(横浜、東京)がある! テナーのライブハウスはまじで渇望していたところだった。 これは行かざるを得ない! 来年もがっつりよろしくお願いしますストレイテナー!!

ステージ映像

最初の「ネクサス」も含めてなんだが、今回はステージ背景の演出が凝っていて、一例を挙げると、

  • 「Little Miss Weekend」では曲にマッチしたパンキッシュな映像が流れたり、
  • タイムリープ」や「群像劇」で歌詞が映し出されたり、
  • 「シーグラス」で波の映像が流れたり(「波、白く」みたいだ)、
  • 新曲(インビジブル)で木々の影絵みたいのが流れたり(「リピート」みたいだ)、
  • 「Silver Lining」のステージ映像は、輝く光の線が縦に4本伸びてる感じがジャケ絵を連想させて良かったし、
  • 「DAY TO DAY」は「四角い空を横切る雲」をまさに表現したような幾何学的な模様が印象的だったし、
  • 「STNR Rock and Roll」では今までのバンドロゴが変遷して映し出されるという強烈にエモい映像が流れたし、
  • 「ROCKSTEADY」ではバック映像に2人時代のライブ映像が映し出され、徐々に3人時代・4人時代と変化していき、いつの間にかリアルタイムのライブ映像に切り替わるという劇的にエモい映像演出があったし、
  • ラストのガーゴイルでは、縦に長い4つの長方形が映し出され、その中にそれぞれメンバーの姿がドアップで映されるという、ナッシングスの武道館で見た、これまた高純度のエモい演出があったし、

って感じで、種類が豊富でかつどれも豪華だった。 シーグラスと新曲は直近ACIDMANのre:loop見てたせいか妙にそれと被ってしまったけどw、まあでも全体的にこの日のステージ背景の映像演出はどれも凄い気合入ってた。 特にロクステは前回2013年の武道館のアンコ演出を連想させてとてつもなく良かった。 前回2013年の武道館のアンコを超えるものないと思ってるが、この演出はそれに迫るものがあったな。 とてもよかった。

前も書いたことあるけど、テナーってあんまりこういうステージ背景を使ったライブ演出しないから、たまにこういう派手でイカす演出くるとやばい。 単純に見入ってしまう。 ACIDMANは結構この辺をどのライブでもうまく使ってるイメージなんだが、テナーはあんまりやらないんだよな。 毎回あれをやってくれとは言わないが、ああいう感じのステージ背景演出は、今後のライブでもちょいちょい採り入れていってほしいな~。

MC

ライブのMCはいつもと変わらず緩くて、本当にただの日常トークを思い付きで話してるだけって感じだった。 いつも通りで安心しました。w 「道すごいしてなかった?」ってホリエさんが言ってたけど、ホリエさん自分の車で来てたのかな。 そういうことするのひなっちだけかと(勝手に)思ってたが。 9mmの武道館に車で来てたのは知ってたが、自分のライブにも車で来るのか?? 武道館の駐車場代って高いらしいですね。。

ホリエさんが「ネクサスのファイナルで最初に武道館でライブやったとき『みんなのこと思って曲作ってない』って言ったけど、その節はすみませんでした」って謝罪してて面白かった。 多分これは今でも実際そうだろうw俺たちのこと考えて曲なんて作ってないはずだし、実際それでいいと思うんだが。 ストレイテナーには我が道進んで欲しいと思う。 それがかっこいいんだから。 実際その後「自分がその曲の一番のファンだと思って曲作ってる」って話してたし、本当にそうなんだろうなと思う。 これからも作る曲を愛していってください。 そうやって作られた曲が俺の心に響くんだからね。

ラストのOJのMC、「みんなにお願いがあります。俺普段は耳栓してるからみんなの声がよく聞こえません。今から耳栓外します。ので、思いっきり歓声あげてみてください」→会場大歓声→「いい人生だ…」 って流れ、あれは良かった。 染み入るように歓声を聴いてから、一言ふと呟く「いい人生だ…」は、短い言葉の中にじっくりと込められた思いを感じた。 あのシーンはもう一回DVDかBlu-rayで見てーな。 だからはやく円盤く(ry

写真

  • TRAVELING GARGOYLEのアンディ君。2013年武道館、2019年幕張に引き続きここにもおった。だんだん身近になっていくw

  • 花。中国のファンの方から贈呈されているものまであった。すごい。


  • 戦利品。全部ナラバズ。しめて3万ちょっとだったかな。。気にしてません。全部生活必需品です。むしろまだ安い方じゃない??そんなことない??

  • ライブ後の飲み会

その他

  • この日は午前中がっつり雨が降ってたし、ナラバズの受け取りが16時くらいだったもんで、現地到着16:30くらいのかなりナメた行動をしていたんだが、 ナラバズの受け取りもできたし、撮りたい写真はあらかた撮れたし、懐かしい友達にも会えたし、ライブ後に飲みにも行けたし、 そこそこ忙しない行軍だったにも関わらず、結果的にはうまくいったと思う。 特にコロナ禍を通じて久しく会っていない人と会えたのは良かったな。 みなさん結婚したりなんだりで昔のようにがっつり遠征するほどのアクティブさはさすがになくなっているけど(俺も含め)、みんな元気そうで安心した。
  • 到着時点(16:30くらい)で物販が鬼のように並んでたけど、あれみんな欲しいアイテム買えたんですかね?? 今回の物販はナラバズでの事前購入分が全てで、一般物販並んでないので、そっち側の状況をよく知らない。 このくらいの規模のでかいライブだと、テナーでもいくつかのアイテムが品切れになることがあるので(幕張の升が売り切れになったのは記憶に新しい)、 一般物販の売れ行きがどうだったかちょっと気になる。 なんか売り切れ出てたりしたのかな?
  • ナラバズは、まあ一般の物販ほど並ばなかったが、バーコードの確認やら購入物品や点数の確認やらで一人捌くのにそこそこ時間がかかっていた様子で、お世辞にもスムーズに受け取りできたとは言えなかった。 ナラバズって名前の割にちょっとだけ並ばないといけないのってどうなのよという感じはある。(毎回のことだけど) まあ仕組み的にはあれでも最速だったのかもな。 あの一般の長蛇の列に並ばなくてすんだことを考えればよかったと思っていいかもしれない。 ただ、「ナラバズはこちら」みたいな表記が会場内どこにも出ていなくて困った。 まさかあの長蛇の列がナラバズじゃねーよな?とは思っていたが入り口が見つからなかったので。 あれ外とかにもっとちゃんと案内出しておいたほうが良かったと思うなあ。今さら言ってもしょうがないんだが…
  • 今回はアリーナで見たんだが、隣通しの(席と席の間の)距離がかなり近くて、相当ギュウギュウに詰め込んでる印象があった。 もうちょっと話しても良かったんじゃないか、あれ。。 9㎜武道館みたときは2階席だったけど、そのときに比べても隣通しの距離感が近いイメージ。 むしろ1階席・2階席のほうが快適さは上だったんじゃないか?と思えるレベル。 まあそもそも論で言うと椅子なんてなしでモッシュありきのスタンディングライブがいいんだけどね。。


おつかれさまでした。