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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

yahooメールのミス

先日お詫びのメールが来たけども、

yahooメール宛になんだかよくわからんメール(以下参照)がきたので

なんだこりゃなんかの間違いかなと思っていたら

どうやら社内配信のメールを誤って社外宛に送ってしまったということのようだ。

 

20150118AM8_yahoo_miss_mail.jpg

 

  

誤って送ってしまったというメールにはただ一言

 

20 バケットテスト アイテムなし

 

とだけ書いてあった。

yahooのお詫びのメールには

「本来、社内に配信されるべきメールが人的な設定の誤りによりお客様へ配信されました。」と書いてあったが

内容見る限り明らかにテストだからな…

社内側に業務システムみたいのが存在していたと仮定すると

そのシステム内機能にメール配信の処理があったのだろうが、

「社内業務システム」と「外部向けシステム」ではシステムの立場や役割が違うから、

「社内業務システム」におけるメール配信先設定に

「外部向けシステム」と同じ設定を使うという発想がいまいち個人的に直結しない。

いやまあこの辺完全に想像にすぎないのだが……

どーゆー間違いで外部送信に至ったのかは結構気になるものだ。

 

見積もりでも話したが、

メール機能というのは便利な反面こういうリスクを背負うことになるのが難しいところである。

運用してしまえば、明らかな障害を除けばシステム管理によりメール誤送信の問題はほぼないと思われるが、

開発の過程(新規開発や機能追加等における改修作業)で必ずテストをすることになるので、そこには必ず手動での操作が入り込むものだ。

そういったケースにおいてはメール誤送信の可能性というのは少なからずあるものであり、

前に経験したプロジェクトでは

「メール系機能で実際にメール配信のテストを実施する場合は必ず二者確認のうえで実施」

というルールがあって正直面倒くさかったミスを防ぐことができた。

こういう実例を見るとやっといてよかったなと感じる一方、

それだけのリスクがあるという事を改めて実感せずにはいられない。

 

この誤送信メールが来たのは1/18朝8時頃で、

それに対してyahooから「お詫び」のメールが来たのが1/19夕方19時頃。

実際どうだったのか知らないが、

この件の担当SEの人(なのか情報システム部の人なのか)は

1/18~1/19の2日間、上司や他PJメンバを巻き込んで大変な激務になっていただろうと予想する。

・メール誤送信の宛先情報の確認(何件に誤送信してしまったか)

・個人情報等、情報ろうえいの有無の確認

・誤送信メール内容の確認(社内機密情報はなかったか等)

・同事象が再発する可能性の確認(システム障害か人的ミスかの確認)

・原因究明

・人的ミスだった場合の再発防止策検討

・報告書作成

…etcといったところか。

自分(達)のミスなんだから自業自得と思う一方で

同じことが起きたときの自分達に置き換えると同情せずにはいられないという気持ちも……

メール誤送信ではないが、問題を引き起こして報告書を作成したことは過去、あるので、

彼らの心労は決して他人ごとではないのである。

 

メール誤送信が起きた1/18は日曜日だな。

日曜日の朝に問題が発生したという事を考えても、

(日曜日に仕事してたんだな)というのは容易に想像ができるので、

まあSE的には別に珍しいことでもないのだが

もしかしたらそういった激務がたたって注意力が落ちていたというのも、

報告できるかどうかは別として、あるのかもしれない。

 

システムを運用するのは結局のところ人。

各人一人一人が意識した行動をとることが大切なのだろう。