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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【ストレイテナー】Future Soundtrack&テナマニDVD感想

ストレイテナーアルバム「Future Soundtrack」&テナマニDVD感想
Future Soundtrack(初回限定盤)(DVD付) - ストレイテナー
Future Soundtrack(初回限定盤)(DVD付) - ストレイテナー 


 

 


オリジナルアルバムとしては前作COLD DISCからもう2年。
早いもんだ。
月に読む手紙とかトリビュートアルバム(とツアー)とか「Boy Friend」のシングル配信とかあったからそんなに長い間活動してなかったって印象もないのだが。
っていうか、月に読む手紙って2017年2月なんだね。
驚きだわ。
なんか体感的に2015年のことのように思える。
歳食ったんだなあと実感する。

今作のテーマは「愛」!
収録されている作品はすべて「ラブソング」だとホリエさんがインタビューで話していた。
作品に明確なテーマをつけるというのはテナーとしては珍しい印象である(藍坊主っぽい)
既発曲となっているシングルの「未来」というキーワードを含めこのアルバムの表現する「愛」を聴いた!




1.Future Dance

リードトラック。
ふつうリードトラックにはライブ一発目を意識してノリのいいアップテンポな曲が来ることが多い印象だが、この曲は打ち込みを使用した、ミドルテンポで、どちらかというとバラードに近い楽曲。
全体的な印象は「キラキラしている」曲、という感じ。
Aメロのピコピコした感じは「小学生が思い描く未来世界」のようなイメージだが
Bメロの少しエモいメロデイが「恋愛や就職を経験して大人になった現実的な未来」を描き、
サビのメロディは「これから出会う未来への希望」のようなイメージになり、
それぞれがうまい具合に対比されているように思える(曲の中で人の成長を描いているような感覚がある)。

Dance系(?)でいうと前作Alternative Dancerと少し近いかもしれない。
そしてなぜかなんとなく村上春樹の作品を連想させる(たぶん「ダンス・ダンス・ダンス」の影響だろう。。。)

2.タイムリープ

シングル「The Future Is Now」のカップリング(というかこれ両A面だったっけ?)
まるで打ち込みのような印象を受ける正確なギター単音で始まる静かな立ち上がりから、突然激しいロック調に姿を変える。
全体的に見てミドルテンポではあるが、上記の「ロック調」部分の”激しさ”がライブでの盛り上がりを予感させる良曲である。
曲を通して絶えることのないギターのメロディが美しく、切なく、PVの不可思議でどこかもの悲しい雰囲気をよく演出していると思う。
そうそう、この曲にはPVがあるのだ!
曲入りでPV見るとよりアーティスティックに見える。
ストレイテナーにしてはPVの質が高い。

どうでもいいけどこれ終盤のボール落ちてくるところガチビビって目つぶってるよね。
劇中、終始無感情に見えるこの女優さんの表情の中で、ここだけ唯一「素」が出てると思う。
いやあんな演出されたら誰でもビビるけどな。。

3.After Season

良曲!!
個人的にはこのアルバムで一番好きかもしれません。
全体的にさわやかなロックチューン。
ライブだとイントロのギター部分で大いに沸くだろうなあ、と予想できる。
(あとその後のギターソロ部分がハンドクラップになりそうだなとかふと思ったり)
ライブで聴いてみたいねこれわ!!

「不確かな希望は言葉にできないまま」というワードがREMINDERを、
「錆びた古い機械」というワードが「奇跡の街」や「MAD PIANIST」を思い出させる。(俺だけ?)
初期作には、作品をまたいで世界観の共有や連作を作っていた節も見受けられるが(RRMINDERとガーゴイル、LOVE RECORD・走る岩と泳ぐ鳥とか)、
本作にもその色を感じ取れる様子が、あるようなないような。
過去の作品を思い直したときの「未来」がここにある、なんて意味が込められていたりするような、しないような。
まあこうやって勝手に想像するのもファンの楽しみの一つですな。

4.Boy Friend

先行配信されたシングル。
テナーにしては珍しい、現実感の強いタイトルと歌詞。
ホリエさんもインタビューでそのことには少し触れていたね。
ミドルテンポの優しい曲。
この曲が先行配信されたとき(3月末くらいだったかな)、少し精神的にツライことがあった中で、
「君のその声に救われてるのは誰より僕なんだ」
という歌詞を聴いて不覚にも泣きそうになってしまったことがある。。
いや、まさにその通りだよと。
いつも貴方達の音楽に救われています。
ありがとう。

5.灯り

秦基博氏との合作。
2017年秋発売のシングル。
赤坂のライブの日に同時に感想述べてますのでそちら参照くだされ。
個人的にはこのシングルのカップリングの「鱗」が最強すぎt(ry

6.もうすぐ君の名前を呼ぶ

最初、タイトル名だけ公開されたとき、曲名から勝手に超絶泣きの入ったバラードと思っていたが全然違った。
ミドルテンポの明るいナンバー。
YOU and IとかEvergreenとかにノリは近い気がする。
本アルバムにはミドルテンポの曲が多く、ライブではノリノリにならない印象でもあるが、逆にこれもライブではじっくり聴き入りたい曲である。
なんとなく歌詞的に「Future Dance」との連作のイメージを感じる。

7.The Future Is Now

既発シングル。
デジモンスマホ向けゲームの主題歌としてのタイアップ。(このゲームは全く知らないがww)
インタビューでは「Melodic Stormより明るい」とナカヤマシンペイ氏の発言がある。
確かに「明るさ」だけならメロストより上かもしれんな。
(そもそもメロストってそこまで「明るい」曲かな?って印象もあるが…)
タイアップ用のキラキラ感がメロストとはまた違う雰囲気を醸し出しており、ポップな曲って印象が強い。
よって、「メロストより明るいが、メロストよりライブ向きかって言われたらそうでもない」っていうのが個人的な感想である。
まあ、ライブがすべてではないけども。

タイアップという位置づけもあり、すごく耳なじみがいいというか、クセの少ない曲に仕上がっているように思う。
そういう意味ではテナーの「プロフェッショナル」さを感じる作品である。


8.Superman Song

ミドルテンポの明るいナンバー。
疾走感はないが、その分じっくりと元気の出る曲って感じ。
全英詩ということもあり、なんとなく前々作の「A MAN ON THE MOON」を思い出す曲のノリがある。

珍しく公式ツイッターで(ホリエさんかな?)この曲の歌詞に対するツイートがなされており、この言葉に俺はいたく心を打たれた……



9.Last Stargazer

発売前の視聴で「これはエモい!!」とフォロワーさんらが絶賛だった(ように思える)曲。
個人的にもまず思った第一印象が「ここにきて2分弱の曲きたか!待ってたぜ!!」という感想。
疾走感あふれるアッパーチューンで、シンペイさんの力強いドラムの連打力は昔のテナーのパンクロックを思い出させる。
ここ最近ミドルテンポやバラード調の曲が多かった中で、昔のテナーを思わせるガッツリしたロックナンバーが来たのに歓喜したファンも多いことだろう。
ラストのOJギターもしっかり「シメ」ており、すんなり入ってきてすっきり終わる気持ちのいい曲である。

曲のあまりのノリの良さに目を奪われてあまり歌詞に集中できないのが実情だがw、翻訳してみると歌詞は歌詞でとてもエモくなっている。
すごく真っすぐな「愛」の感情をうたった歌というか。
しかもそれに「星」を混ぜ込んでいるあたりがエモすぎてかっこいい。
このあたりも、曲の疾走感と合わせてパンクっぽさを感じる部分である。

10.月に読む手紙

既発曲。
もとはタニタの公式ツイッターとのコラボ企画である。
1年ほど前のブログ記事に感想があるので参考にしていただきたい。

最初聴いたときはライブ向けって感じしないなあ~って思ってたけど、ライブで聴くとまた聴きごたえがあってよい。
サビ前のドラムががっつりしてるところとかは「覚星」に近いものを感じる。
あと、ライブではサビのときにクネクネしてる(?)ひなっちがかわいい。


11.Our Land

ラスト。
最初タイトル見たときから「なんかACIDMANっぽいな」となぜか思っていたが、実際曲聴いてより「ACIDMANっぽい」と思うようになった。
なんでだろう。なんでかわからんがACIDMANっぽい。
個人的になんか「Land」のあたりがACIDMANを連想させるのである。(なんとなく壮大なイメージがあるからかな?)

曲全体としてはスローテンポの優しい曲調だが、歌詞を考慮すると何かもの悲しさを感じる哀愁のある曲に仕上がっている(ように思う)。

テナマニDVD

実際のライブでの感想はこちらを参照いただきたい。

改めてDVDで見る(聴く)と、「思っていた以上に要所要所に細かいアレンジが施されているな」という感想である。
ライブでは聴き逃していたか、聴いたとしても感想書くまでの間に忘れてしまっていたか。
やはり全体的に2~3人時代の曲が多いためか、追加されたOJギターのアレンジが映えている。
なんでこのアレンジ耳に残らなかったんだろうって感じ。もったいない。
当日、記憶によく残っているのは「LOVE RECORD」のアレンジだが、(※当日のCLARITYは別格扱いなのでここでは記載しないw)
今回のライブDVDで「STAINED ANDROID」「Dead Head Beat」「BLACK DYED」「BERSERKER TUNE」のアレンジはとてもよくハマっていて実にいい。
(BLACK DYEDは間奏時のホリエさんの和音?ピアノみたいのがすごくいい)
原曲を忠実にしつつ、そこに新たに要素を加えて進化させており、曲の新しい一面を垣間見ることができる。
超絶技巧派、というと陳腐な感じだが、ライブで演奏するたびに少しずつ姿を変える側面があり、これはストレイテナーというバンドのとても強い魅力の一つであろう!
逆に言えば今回登場しなかった過去曲について、ライブで「新しい一面」を見せてくれることを期待するばかりであり、その意味でも「テナマニ2」の開催が急がれる(何)



今回のアルバムは20周年かつ10作目ということもあり、ストレイテナー公式はもちろん、タワレコなどの各販売店の販促活動も活発である。
「テナモバ号外」という特別チラシの配布等今までにないアプローチが行われておりファンとしては嬉しく思う。
特にタワレコなんかは、同時期に起こった「エルレ復活」に押されエルレ専用ゾーンも必要になる中で、それよりデカいテナー用の特設コーナーを用意する配慮も施してくれており、今まで以上に「押し」ている様子が見受けられる。
いやほんとまじに「なんかあったのテナー?」ってくらい「テナー押し」がすごい気がしているのだ。
(マネージャー変わったとか??まあ気にするようなことでもないがw)

ツイッターでもつぶやいたが、本アルバムには「泣きもアツさも程よく合ってバランスが取れている」。
全体的には少し落ち着きを見せた作品に仕上がっているように思うが、今までとはまた違う趣のあるアルバムになっていると思う。
ライブが楽しみですな!
とりあえず「タイムリープ」と「After Season」と「Last Stargazer」が早く聴きたいです。