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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【SpecialThanks】'HEART LIGHT' Release Tour Final@新代田FEVER

行ってきたぜSpecialThanks HEART LIGHT RELEACE TOUR FINAL@新代田FEVER!!

 

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【もくじ】

1.セトリ
2.カンパイ
3.その他




           1.セトリ

--------------------------------------------------
SUNNY CLUB
DOUNARUNO!?
Mr.Donut
午走-umahashiru-
Getting on
Hey!You!
ONE WEEK
SUMMER VACATION
SECRET GIRL
愛のエナジー
Heavenry
Water
reach you
SWEET
Marguerite
心を震わせて
Tokyoサンセット
Feel your life
STAMPING GIRL
listen to the radio
We Go
I MY ME MINE
simple space
YOU=MUSIC I Love
where has my old self gone
He looks tired these days
happy
Look around you
You say Good bye
ハートライト
<EN>
I don't know
Hello colorful
--------------------------------------------------

合計32曲!
大ボリュームや。
ワンマンでこの曲数はおそらく経験がない。
(次点がテナーの2013年武道館)
まあ1曲1曲が短いからね。
結構テンポよく次の曲、次の曲、っていくし、曲数多くなりがち。
対バンのときですら14曲くらいやってたからなー。

名目はミニアルバム「HEART LIGHTリリースツアー」とのことだったが、
HEART LIGHTが収録曲数5曲であることからレコ発の印象がほとんどない。
加えて事前に募っていた「ライブでやってほしい曲リクエスト」から主に選定されていたらしく、いろんな曲を聴けた実にいいライブ体験であった。
逆に言うと知らない曲もあった(「where has my old self gone」とかは聴いたことなかった)
そんだけマニアックな曲が選定されていたということなのだろう。

個人的に収穫だったのは「午走」、「Mr.Donut」、「listen to the radio」、「happy」あたりが聴けたことかな。
前のときには聴けなかったので、収穫だった。

「Mr.Donut」はスペサンの中でも1~2を争う程大好きな曲で、今回聴けたのは本当に良かった。
開始直後にできたサークルにより、それまでほぼ隣にいたフォロワーさんとはぐれてしまったが、つまり逆に言えばサークルできるほどの威力を持った曲だったわけで。
みんな大好きなんだなーこの曲と思ったら嬉しくなった。
ただダイブとかしてた連中正直あんまりこの曲聴いてないだろうw
(まあダイバーはこのバンドに限らずみんなそんな感じだと思うけど)

「午走」はサークルこそできなかったもののダイバーが発生していた。
走るっていうか飛ぶ。だね。
前方のモッシュ具合はなかなかカオスな感じに。
どうでもいいがしばらくの間この曲を「走」と誤認していたが、正しくは「走」である。
「牛」はUnicodeでU+725B、「午」はUnicodeでU+5348で違う文字なのだ!
覚えておかねばなるまい。
(わざわざ俺が解説するまでもないが…)

「listen to the radio」は日本語版と歌詞を織り交ぜて歌っていたので完全原曲というわけではなかったようだが、まあ音階は同じだからどっちでも聴ければ満足。
ライブだとこんな感じで日本語版とミックスして歌うのが通例だったりしてるのだろうか?

「夏休みに入りましたね。学生さんいるー?」てMCの後、唯一手を挙げた(俺の視界の中ではただ一人だった)人がいて、
「夏休みの歌です。あなたに捧げます」とのMCから始まった「SUMMER VACATION」。羨ましいぞ!
ついでに「summer drive」とか「summer sufer」とか聴けたらより盛り上がったろうなとか思ったり。
なんか割と「summer」つく曲多いよね、スペサン。
いつか聴きたいものだ。

「simple space」開始前には
「HEART LIGHT聞いたならもう大丈夫だと思うけど、次の曲は『ヘイ!』だよ、『ヘイ!』、いける?」
という、上手いのか下手なのか判断のしづらい謎のMC。
スペサンで「ヘイ!」って言われたらHey!You!思いつかない?
といいつつ、Hey!You!はこの時点ですでに披露済だったし、
この時点で残るHEART LIGHTの曲(simple spaceとハートライト)から考えると最早「simple space」しかないので俺はすぐわかったんだが、
会場のノリ的に「あっ次simple spaceね」って完全浸透しきるまでちょっと時間かかってた気がする。
前の下北のときみたく素直に「宇宙の歌」とか言えばよかったのにw
このあと2~3回、みんなで「ヘイ!」の声出し練習してから曲に入りました。

表題曲「ハートライト」では、ラストに入る前に会場全員で「ハートライト」の合唱。
これがやたら長い。
何回合唱したんだかわからん。
いくらなんでもそんなに合唱必要だったか?って感じ。
misakiちゃんの納得がいかなかったのかもしれん。。。
まあ最後まで歌い切りましたけどね!
あと、ラストの消え入るようなmisakiちゃんの独奏は汚れちまった心のおっさんにはとても沁みた。
単純に「すげー歌うまいな」って感動したのもあるが、愛しさと切なさと心強s(ry がこもっているのを感じたのだ。
まさしく「守りたい、この笑顔」感あふれる感じである。
詳しくは前回のライブレポート記事の「クリス・ハート氏」のくだりを参考にしていただきたい。
どうでもいいが。

それに関連するが、スペサンは「Mr.Donut」「I don't know」みたいな激しい曲もいいが、「心を震わせて」や「happy」みたいなミドルテンポの曲もいい。
乾いた心に沁みるのである。
心が洗われるような感覚がある。
あれらの曲は、もっと小規模な、バーみたいなところで、アコースティックとかで弾き語られたら、下手すると泣く。
「女子が歌っている」というのもその辺の感情の振るいに一役買っていると思う。
おっさんになったな…

「SWEET」はイントロ少ししてから「ごめんなさい、進行ミスりました、ついでにコードも…」つって一度中断が入った。
で、サポートドラマーの吉田君の軽いMC。
確かにフォロワーさんに写メ取らせてもらったセトリには「SWEET」の箇所になんかメモがある。
この「吉田君」はものすごいパワフルにドラムたたくね。
見てて爽快、というか、気持ちいい。
あんだけドカドカたたければやってる本人も気持ちいいだろうなあ。
スペサンのパワーポップな曲とも合ってる気がする。
彼はその後も謎の「吉田」コールで持て囃されていた。
あれはいったいwww

「happy」は、優しい曲調と、それをうまい具合にエモく仕立て上げてる歌詞が本当に、絶妙に、とてもよくマッチしている良曲だと思う。
頭空っぽにしてわーわー楽しむ曲が面白いのも事実だが、こういう曲にしっぽり浸かるのもまた良い。
一方で「心を震わせて」みたいにアコースティック映えするかというとそんな感じでもない、なにかロックな一面も併せ持っている。
(ギターリフがそういう印象を与えるのだと思う)
スペサンのミドルテンポの優しい系の曲の中ではおそらく一番好き。
これを生で聴けたのは本当に良かったなあ。




前回は狭い箱だったのでわからなかったが、今回はいやーモノスゴかった。
序盤の3~4曲くらいでダイバー続出。
天井も低いからダイバーが足あげると天井につきそうになってたり。
しかも前方の人の層が薄いから頭から落ちそうになっててあぶねー!って感じが見受けられた。
何の曲だったか忘れたが、いちいち後方まで下がってきて、曲開始と同時に助走つけて前方に突っ込んでそのままダイブするという強者も見た。
Mr.Donutとかではサークルができてたし、改めてスペサンの「破壊力」を知ったライブであった。

その後しばらくはミドルテンポの曲等が続き、ところどころ暴れる系の曲が出たものの基本的にはおとなしくなった感じ。
で、ラスト付近でまた暴れ返すという。
比較的定番のライブの流れではありますな。

俺は基本的には、後方で大人見してたんだが、前方と後方の間に1m近い物理的な空間が空いており、
前方は上述した通り最初からもう滅茶苦茶な混戦状況、後方は手と声を挙げてその場で盛り上がってる、
そんな2つの観戦スタイルが物理的な「間」を隔ててライブハウス内で同居している状態だった。
人が完全にうまりきっていないからか、「前方」と「後方」の間に隙間ができているのがはっきり分かるため、何か熱量の差を意識させられたような感じもあった。
まあみんな好きに楽しめばいいんだけどさ。
ていうか最終的には俺も前方入ってわちゃわちゃ盛り上がってたんだけどね。
個人的には、これくらいの程よい箱で、そこまで大人数にならない規模で、みんな好き勝手に楽しむのが、なんかちょうどよい感じした。
下北だと小さすぎって感じだが、かといって新木場くらいまで行くとでかすぎるなって感じ?というか。
その意味では、こういう「暴れる」系のライブの中でも、俺みたいな初心者がなじみやすい感じのライブな気がする、スペサン。

新代田ってステージと客席の間にセキュリティ入る隙間あるように見えなかったんだけど、今回はセキュリティの人が二人いた。
そもそもそんな構造だったっけ新代田…
前に新代田来たときはダイバー出るようなライブでもなかったからわからなかった。
ちなみにセキュリティの人の着てたTシャツの背中のプリントに「ライクです」って書かれてるのをmisakiちゃんが「ずっと気になってた」っていじってたw
バーカウンターの兄ちゃんも同じプリントのTシャツ着てたからライブハウスのスタッフ着なんでしょうな。

今回のライブではmisakiちゃんがMCでやたらと「ありがとう」を連呼しており、
これが感極まってのものなのか単純に語彙力が少ないのかその辺はよくわからないが、
いろいろな曲を聴けたとてもいいライブ体験だったと思う。
ライクです!!




           2.カンパイ

とりあえず新代田でみんなでカンパイ

 

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そのあと下北沢に移動して4人でカンパイ

 

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例にもれずライブで滅茶苦茶汗かいたので、下北沢の店行ってから着替えたところ、なんとカンパイする4人全員が同じ柄と色のTシャツ(ハートライトツアー黒T)という奇跡が生じた。
最初二人で飲んでたんだがそのあと合流した2人の方を案内するおき店員さんが「同じTシャツの方ですか?」と声かけてきたとかw
まじでスタッフのようだったね。
今回飲んだ4人中3人は、前回下北沢で飲んだ時と同じ面子だが、うち1人は初対面。
こうして輪が広がっていく様はとても良いね。
ちょうどいい感じの人数で飲めた感じでよかった。




           3.その他

この日のライブは「参加者得点でポスターと缶バッジプレゼント」というなんとも太っ腹な企画がついており、
「オレはくれるっつーもんは病気以外なら何でももらうかんなーーコラァ!の虹村億奏の精神でゲットしておいた。
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とりあえず缶バッジの写真をば↓

 

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缶バッジちゃんと日付刻まれてるのいいね。
テナーのオーディエンスパスみたいな感じする。
記念品的位置づけというか。
まあライブの物販なんて全部記念品のノリで買ってるようなもんだがw

ポスターはまだ空けていない。
というかさすがにこれ部屋に貼るのはいささか抵抗がある。
ちょっとタンマね。
わが部屋にはすでにMONOEYESのDim The Lightsポスターが貼ってあるのでこれ以上のポスター貼りは家庭内秩序を著しく乱す可能性もあり関係者間での議論及び検討を慎重に重ねることで前向きに(ry

あと、俺はやらなかったが、「終演後の物販でCD購入するとメンバーと握手できるイベント」とやらも開催されていたらしい。
どんだけファンサービス旺盛なんだスペサン!
ワンマンだといつもやってるんだろうか。
疲れてるだろうに大変だな…って思った。
そもそも観客だってライブで大騒ぎして汗だくのはずだから、そんな連中とわざわざ握手したいか?っていうのは正直個人的に疑問である。
まあファンサービスだから仕方ないだろうしみんな汗ふいてんだろうけどもw

フォロワーさんが「スペサンはアイドル」と言っていて、なんとなく今回の「ポスター配布」「握手」イベントにその一端を見た気がした。
misakiちゃんがそれっぽい感じあるのはなんとなくわかるからね。
ていうか俺も「misakiちゃんとか言ってる時点で相当そのケを自分でも感じるのだがw
ただあくまで個人的にはスペサンは「女子ボーカルのバンド」って感じで、アイドルの印象はない。
最近の「アイドル」のイメージが世間一般に広く浸透してしまっているためか、そっちと比較するとスペサンは似ても似つかない感じがする。
個人個人の捉え方次第なんだろうけどね。
そういう人もいるし、そういう人向けのイベントでもあったのかなあと思うところもある。
それがいいとか悪いとかではなく、そういう側面もあるバンドなんだというのを一つ知識として仕入れた経験だった、という感じである。
これも広義でいえば「多様性」にあたるのだろうか?w
広い視野で物事を見て行かないとね。

スペサンのワンマンは今回が初体験で、名目上レコ発でありながらいろいろな曲を聴けたのはとても良い経験だった。
またこのくらいの規模のライブハウスで体験したいライブ。
テナーとかに比べると機会は少なそうだが、ぜひともまた行きたい。